中国名物「臭豆腐」を食べた男性が多臓器不全、汚物の入った水に漬けられていた可能性―中国浙江省
男性は52歳。7月のある晩、いつもと同じように自宅付近の屋台で臭豆腐を買って、帰宅後白酒(蒸留酒)を飲みながら食べた。夜11時ごろになって腹が痛みだし、下痢や嘔吐が始まった。一晩我慢したが治らず、翌日、病院に行った。
この時にすでに男性は重度の脱水症状に40度の高熱、血圧低下という危険な状態だった。肺や肝臓、腎臓などの多臓器不全で、1週間、昏睡状態が続いたという。
病因を探った医師は、男性が食べた臭豆腐に、死んだサルモネラ菌などから出る内毒素が大量に含まれていた可能性を指摘。これを食べたことで体がショックを起こしたと考えらえるという。医師は臭豆腐が汚物の入った水に漬けられていた可能性を指摘した。
そもそもなんで汚物の水に豆腐を漬けたのだろう。
たまたま不衛生な環境で管理していた結果とかではなく、独特の臭いを発生させるためにわざわざ豆腐を汚物に浸したとしたら、かなり怖いぜ…。
中国には十年ほど前に行ったことがあるのだが、食べ物がいまいち合わなくて日本から持参したカップラーメンなどをホテルで食べていた。
現地のデパートにカップ焼きそば「UFO」にそっくりな商品があったので、興味本位で購入し、お湯を入れて蓋を開けてみたら、なぜか凄まじい悪臭が部屋に漂い、部屋にいた友人たちと共にパニック状態になった。
あまりの強烈な臭いにとうとう食べられず、そのまま廃棄してしまった…という苦い経験をふと思い出した。