田舎で底辺暮らし

孤独に生きながら雑多にあれこれ書いてます。

「母性」のために妻に出産の苦痛を望む男たち

f:id:pokonan:20140906011915j:plain

無痛分娩を体験した女性のコラム。
一部の男性が、なぜ出産の苦労や痛みと母性を結びつけるのか?という疑問が呈されている。

反対派は17.0%と少数だったが、その内容が印象的だった。特に男性からの意見が衝撃的で、「痛みを伴ってこその母性」といった内容が目立った。

我が家には「そろそろ子どもが欲しい」と思っている夫婦が何組も来るようになった。目的は皆同じ。妻が無痛分娩希望、でも夫は反対。なので、妻側が「経験者夫妻に夫を説得をしてもらいたい」と思っての訪問だ。
夫の反対理由は、「危険じゃないの? 」「無痛って自然じゃないよね」といったものに加え、やはり「痛みを経験してこその愛情……」という人もいた。

こういうタイプの男性は、どうして妻の身体的苦痛と負担を軽減しようという気にならないのか、本当に謎。
妻が風邪で寝込んでいるのに、「俺の飯は?」って平気で言っちゃうタイプか。
女は痛みや病気に鈍感なロボットでもないし、お前の奴隷じゃねーんだよ!って誰かに忠告してもらわないと気づかないのかな。

でも、何を言っても「女はこうあるべし」で何も話が通じないような気がするので、こういう人間とはなるべく関わりあわずに生きていきたい。

少なくない数で一定数いるこの手のタイプは、やたらと妻の手料理にこだわったり、家事労働に手間暇掛けてどれだけ苦労をしたかを自分への愛情と勘違いする非常に面倒くさいというか、モラハラ予備軍の地雷人物な臭いがぷんぷんするのは私だけかね。
命懸けで出産するって時に苦痛の軽減より、根拠の無い思い込みで母性という抽象的なものを優先させる人間と生活を共にする女性は大丈夫なのか…。

痛みで母性が生まれるのなら、分娩台の隣で麻酔ナシにどこかしら切開して縫合したら父性が生まれるかもしれないね!

それな!
でも、自分の痛みには敏感だから、それとこれとは別らしいぜ!アホか!



そういえば、以前テレビで女性芸人が生理痛を我慢しているのは、将来の陣痛に備えるためなんて意味不明なことを言っていたが、その場にいた医者は痛みは体の異常事態でダメージになるので、原因を探って鎮痛剤飲むなりして痛みを消したほうがいいと言っていた。
無意味な苦労に価値を見出したり、謎の願掛けするのって、押し付けられたら迷惑だからやめてほしい。

赤ちゃんができたら考えるお金の本 2014年版 妊娠・出産・育児でもらえる&戻るお金 (ベネッセ・ムック たまひよブックス)

赤ちゃんができたら考えるお金の本 2014年版 妊娠・出産・育児でもらえる&戻るお金 (ベネッセ・ムック たまひよブックス)


全然関係ないけど、テレビでエヴァQ見た。

映像凄かったけど、話が意味不明だったぜ。
シンジの魅力がいまいちわからん…。