田舎で底辺暮らし

孤独に生きながら雑多にあれこれ書いてます。

「仲人」に報奨金制度が、なんだか怖い

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長野県飯山市は、人口減少に歯止めをかけようと、今年度から市内に住む人の結婚を仲介した仲人に、5万円の報奨金を贈る取り組みを進めています。

うわああああああああああああ!!!!!

ほ、ホラーやないかっ!!

ただでさえ、田舎の閉鎖的な人間関係は若い人の忌避する部分だろうに、おせっかいジジイやババアが、プライベートを嗅ぎまわって結婚させようと世話焼いてくるなんて、地獄やで…。

仲人は事前に市に登録し、少なくともどちらかが飯山市民の男女の仲を取り持ちます。
2人が結婚後、1年以上、市内に住むと見込まれる場合、報奨金が支払われます

仲人の報奨金のために、結婚する二人がそんなことを身辺調査されるってのがまず怖いだろ…。
ていうか、仲人に対してこいつ金目当てかよ、って結婚する人は微妙な気分にはならんのだろうか?

既に11人の仲人が登録しているらしいが、そこはコソコソバレないようにできるものなんだろうか。
いや、その方が怖いけど。

「独身の男女が出会うイベントなども企画してきたが、なかなか結婚に結びつかない。

もう、既に失敗してる…!!

なのに、付け焼き刃で金で釣って仲人にまかせればいいや!って、なるのが不思議というか、長期的に見れば若い人たちが住みやすい特色ある街をつくってアピールするしかないのでは?、と思うんだけど…。

結婚に拘ることで人口を増やすってやり方は、雇用も不安定で女性への負担が多大な日本社会では、もうどん詰まりなわけだから、ただでさえ若者が住みにくい田舎でその問題を強化するような策を出したって、若い人は外に出たがるだろうし、逆効果なだけな気がするんだけどなぁ。

田舎暮らしに殺されない法 (朝日文庫)

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週末田舎暮らしの便利帳―憧れの悠々自適生活

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