応援団らしき高校生の男女グループの練習姿を、夏の間は広場などで何度か見かけた。
夏休み中に集まって練習というわけだ。
いかにも青春って感じである。
で、こんな記事がちょっと話題になっていた。
組体操は今も運動会の花形演目として全国の学校で行われている。内田氏は各地の小中学校で10段ピラミッドを事例に、組体操は巨大化・高度化が進んでいるという。
100人以上の生徒が参加する大型ピラミッドは壮観で、地元紙に取り上げられたり、動画サイトで紹介されたりしている。中学生の日本記録は10段ピラミッドで、高さは7メートル近い。すぐそばに教員たちが補助として備えているが、大事故につながりかねないことは容易に想像ができる。
組体操は跳箱運動、バスケットボールに続いて3番目に負傷事故件数が多い。
1年生から6年生まで行うマット運動や鉄棒以上に事故が報告され、そもそも学習指導要領に記載がない
とにかく危険だということで、首の骨を折り、全身マヒの後遺症を負った事例もある。
柔道も危険が伴うのに授業に取り入れるってことで色々と問題になってたけど、どうなったんだろう。
そういえば、学生時代の友人の弟が授業の跳び箱で首の骨を折ったかで、車いす生活になっていたのを思い出した。
他人ごとのようで、結構身近に起こりうる事故だ。
自分の学生時代の運動会を思い出してみたけど、あまり組体操の記憶ってないなぁ。
小学生の頃は女子もやらされてたけど、扇型になったり簡単なものだったような気がする。
こういうのって、やりたい子だけがやるならまだしも、強制参加だろうし、そこで大怪我して取り返しのつかないことになった事例がいくつもあるのに、組体操にこだわる意味は確かにわからんなぁ、と思う。
こういうとき、下で大きな負荷に耐える子どもたちって、きちんと体格と体力をもとに選考されるのか、ヒエラルキーによってなにか優遇されたりするのか、見えない部分で立場の弱い子が危険にさらされがちになる可能性があることも、私が嫌だなぁ、と思う理由の一つかもしれない。
運動会といえばこれ!という固定観念だけで、危険な競技を取り入れ続けているのだったら、見直す必要があると思う。
大体、学生時代の運動会というのは、学内でヒエラルキーの高い人間が目立ちたがるかっこうのイベントで、非常に居心地が悪かった。
普段は好き勝手振る舞って授業を中断させたり、掃除をサボったりな生徒たちが、体育祭になると張り切って応援合戦の指導を厳しくやるのが苛つくのだ。
チームで得点を競うので、運動が不得手な人間は足手まといになったりで肩身が狭いし、小学生だからって教師の振りつけた間抜けなダンスを躍らされるのも本当に嫌だった。
運動会が嫌すぎて、ズル休みしたこともある。
高校生になると、保護者がこぞって見に来ることもないし、比較的のんびりできたので、体育祭がちゃんと楽しめたのは高校生からかも。
あー、でも全員参加の巨大なフォークダンスがあって、あれは凄く嫌だった。
男女ペアで、見知らぬ男子生徒と手をつないだり体を密着させたりしながら、変なダンスを踊らなきゃいけないのが気持ち悪かった。
なんで、学校のダンスというのはあんなに変で間抜けなんだろう…。
あんなにテンション下がるものを、体育祭の大トリ的に取り入れ続けているのかよくわからなかった。
今の運動会って、昔よりは多少マシになってるのかなぁ。
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