田舎で底辺暮らし

孤独に生きながら雑多にあれこれ書いてます。

やしきたかじんも高倉健もよく知らない世代

やしきたかじんって、関西の有名人ってイメージなのだが全国区の人なのか、それもよく分かっていない。
たかじんのそこまで言って委員会」は九州でもテレビで流れてたけど(今も流れてんのかな?今はNHKくらいしか見なくなったので謎)、それくらいでしか見かけたことがないし、だから今までなんとなく司会者なのかと思ってたけど、歌も歌ってたらしく、何やってる人なのかぼんやりしている。

本屋に行けばその故人のノンフィクション本「殉愛」が一番目立つ場所に置かれてて、かなり売れてるみたいだ。
死んだ人の身内ネタって、そんな読みたいものなんだろうか。

ここ数日、その本の色んな疑惑でネットは賑わっていて、作者の百田って人がなんだかどんどん墓穴掘って自ら窮地に追い込まれていく感じが、あまりにエンタメ感あったのが印象的だった。
この人Twitter絶対向いてないだろ、大丈夫かよ…って思ってたら、高倉健が亡くなったってことでテレビでは特集組まれたりしてる。

高倉健は、主演した「鉄道員」を知ってるくらいで、年輩の俳優さんってイメージくらいしかない。
「自分、不器用ですから」もよく聞くが、一体何が元ネタなのか知らないから、さっきググったら1984年の日本生命のCMで使われたフレーズということで、私の生まれる前の話なので、そりゃ知らんわな。

さっき、NHKで「NHKスペシャル|高倉健という生き方~最後の密着映像100時間~」というのが流れていたので、ぼうっと見ていたのだが、人柄とか演技へのストイックな姿勢とかは興味深かったが、さほど馴染みがない俳優さんなので、それ以上の胸に迫るようなものは特になかった。

テレビやスクリーンの中の人って、そもそも存在自体がフィクションとさほど変わりないので、亡くなってもそれさえフィクションの枠の中って感じで過ぎ去ってゆくなぁ、と思ったり。


あんま関係ないけど、追悼番組内で見かけた高倉健主演の「八甲田山」について、元ネタの八甲田雪中行軍遭難事件 - Wikipediaを読んでいたけど、怖すぎだろ…。

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