Twitterで婦人科のお医者さんのツイートが流れてきて、色々首を傾げてしまった。
性交経験がない方が、婦人科受診に抵抗があるのは、まだ理解できるんですけど、婦人科検診が必要なのは、まぁ、大多数が性交経験のある方で。
性交経験のある方が「婦人科はやっぱり行きづらい」と思われるのはなんでなのかな?といつも考えます。
— 江夏 亜希子 (@akikoent) 2015, 1月 16
セックスを経験したら婦人科検診、当たり前にならないかな?
「え?プロにメンテナンスしてもらわずにセックスするんだ・・・信じられない!」
っていうのが当たり前にならないものか?と思うのですが。
・・・婦人科医に対して、プロとしての信用がない、ということなんでしょうか?
— 江夏 亜希子 (@akikoent) 2015, 1月 16
例えばね、他人に髪の毛や肌を触れられるのだって、かなり抵抗あるはず。でも美容院やアロマセラピー(ほぼ素っ裸)には定期的に行くわけですよ。でも、「他人に髪の毛や体中触られるの、いやだよね~」って聞いたことがない。
でも「内診いやだよね~」って言うと、ほぼ肯定されちゃう。
— 江夏 亜希子 (@akikoent) 2015, 1月 16
いや、髪の毛いじられるのと性器いじられるのでは、全然っ違うやろ…ってびっくりしたんだけど、しかもアロマセラピーとかって同性の店員さんがきちんとお客様扱いして丁寧にやってくれるだろうし、どういうことされるか分かんない病院とは全然違うよなぁ。
性行為の経験がない友人が、県がやってる無料の子宮がん検診に行ってみたら、男性医師に雑に扱われて、死ぬほど痛い思いして最悪だったらしいが、以前にテレビで森三中の黒沢さんも同じようなことを告白してたのを見たことがある。
未経験なこともあって、内診中に痛いって訴えたら、検診自体を拒否されてそのまま帰らされたのだとか。
結局、医者の当たり外れが大きすぎるっていうか、性器に関することってかなりプライベートなわけで精神的ダメージに繋がりやすいだろうし、初っ端から問診で男とセックスの経験があるかどうかとかそんなこと聞かれるのさえもう心が折れるっていうか、私はセクシュアリティの関係もあってそういうのにめちゃめちゃ抵抗あるから今まで行ったこともないんだけど、さらに医者にぞんざいに扱われてダメージ受けたって話はよく聞くし、そんなに女性たちが婦人科に抵抗を感じるってことを想像するのって難しいかな?
だから、たまにTwitterなんかで婦人科検診に行かないと、後々ひどい目にあっても知らんぞみたいな脅しみたいに猛烈アピールする人いるけど、こういうのって色んなデリケートな問題を含んでる部分が無視されてる感じがして、すごく嫌なんだよね…。
あと、セックスしたことない人でも行きやすくしてくれないと、ひどい生理とかで悩んでる人も多いわけで、セックスと結びつきすぎてるってのも抵抗感を強くしてる要因の一つとして問題じゃね…?
結局、口コミ頼りに良さげな病院を探すしかないってのが現状みたいだけど、田舎じゃそんなに病院ないから殿様商売な態度でも成り立っちゃう部分もあるみたいで、もうちょっと患者目線で婦人科への抵抗感を受け入れて改善できる部分改善するとかしないと、なんも変わらないのではないかなぁ…。
あと、受診中って下半身をカーテンみたいなので隠すみたいだけど、あれ何されてるか分かんなくて、かえって怖い気がするんだけど、そんなことないのかね。
誰にも言えないアソコらへんの話。 肛門科・泌尿器科・婦人科の知りたかった正しい情報教えます。
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