入浴時間を変えたので、先々週くらいから大河ドラマをぼんやりながら見している。
今までの大河ドラマって殆ど見たことないけど、どれもこんなもんなのだろうか。
こんなの、わざわざ大きく宣伝して時代劇でやる必要ある?って、くらいつまんなかった。
主人公は完全におにぎりマネージャー状態で、男たちはなんだかこそこそ集まって大層なことやってる風ではあるが、結婚式の最中に相手の男が陰で主人公をブス呼ばわりしていたのがうっかり本人にバレて、主人公が激怒したら「恥をかかせるな」的なこと言って怒鳴って黙らせようとする始末。
しかも、周囲の誰一人として主人公に加勢してくれることもなく、こういうときに帰る家もないという状態で、こんな陳腐なホモソーシャルを表現して、一体誰が楽しむのかよく分からない。
劇中、主人公は女中かよってくらい男の世話して、やったら飯を作ってる。こんなに飯炊きばっかりさせるなら、女料理人の話にでもすればよかったのだ。
そして、好き勝手に振る舞う男相手に結婚生活を続けたかと思ったら、即効で「独りがいい」とかって離婚を切りだされ、それはいくらなんでもブチ切れていいだろ、っていうとこでも結局ヨリ戻して、どこまで主人公は男の世話しまくらなきゃならんの?っていう呆れるシーンばかりで、女性主人公にしている意味が全然わからないし、これは一体どこが面白いドラマなのだろう。
せっかくの主演である井上真央が不憫だ。
しかも、番組の終わりまで主人公がおにぎり配ってて、またかよ!って、これにはちょっと笑ってしまった。
よほど、ドラマとして描くことがないのかな…
徴収した金でわざわざドラマ作るんなら、もうちょっとマシなもん作ってほしいぜ。
来年NHKで放送される綾瀬はるか主演の精霊の守り人は、当時アニメを見ていてとても面白かったので、ドラマのほうもそれに続いてほしいと思ってる。
キャスティングにちょっと疑問はあるものの、派手なアクションシーンがあるだろうし、強い女性主人公が戦う話を実写で楽しみたいから期待したいが、どうなんだろうなぁ…。
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