ちょっと前に話題になったセクハラロボ「ペッパイ」記事への批判を受けて、朝日新聞が反省とお詫びの記事を出した。www.asahi.com
こちらが批判をあびた元記事。www.asahi.com
これについては、物凄くモヤモヤするものがあったので、私もこのブログでちょっと書いた。pokonan.hatenablog.com
同じ朝日新聞内の公式アカウントでも元記事への批判が。
杉)私も個人的に、読んで怖い思いをしました。性暴力への社内の感度が低く残念。 http://t.co/okKNaCltv9
— 朝日新聞 家族 (@asahi_kazoku) 2015, 7月 4
同社内でこういう声が出せて、ちゃんと反省を表明できるのなら、まだ自浄作用があるのだろうし、報道メディアとしてはまともなのだと感じる。
ただ、お詫びの記事では、人間へのセクハラを想起させトラウマなどを抱える人を刺激してしまって申し訳ない、みたいなニュアンスだが、それよりも元記事内でのセクハラをあまり大した問題だと感じてないようなロボット相手のセクハラ遊びのブラックジョークで問題提起もあるかも?wみたいな軽いノリが滲んでいたのが(公の場でこういうノリをやっちゃうことがアウトって視点がなかったのかなぁ、とか)、社会でセクハラがなくならない問題そのものって感じで、そこが問題なのでは、って思うんだけど、その部分を報道する立場としてもうちょっとセンシティブに考えてくれているといいのだが、と気になった。
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