田舎で底辺暮らし

孤独に生きながら雑多にあれこれ書いてます。

東京レインボープライドに行ってきた

5/7,8は東京レインボープライドが開催されましたが、私も日曜に行ってきました。
tokyorainbowpride.com

こっちに友だちはいないし(いてもセクシュアリティ明かしてないのでどうせ誘えないけど)、一人で行ってもなぁ…とツイッターで呟いていたら、相互フォローの方に声をかけてもらい現地で会えることになったので、行ってみることに。

ぼーっとしていたせいか、原宿駅で降りる予定だったはずなのに、反射的に代々木駅で降りてしまい、代々木公園まで40分近く歩くはめに…(;_;)
スマホのグーグルマップのルート案内に助けられながら、どうにか公園には到着したけれど、今度は野外ステージのある場所が全くわからず、なんとなく人が沢山いる方を目指して歩きました。
(といっても、どこも人ばかりだったので、賑やかそうな方へ)

園内に案内もないし、うろうろしながらスマホで検索して、歩道橋を渡った先がようやく辿り着いた会場でした。
代々木公園、広くてとても疲れたよ…会場に辿り着くまでにこんな過酷な試練があるとは思いもしなかったぜ…。
レインボープライドはHPの目立つとこに、わかりやすいアクセス方法と地図を載せて欲しいと切実に思いました。

もっとこぢんまりしているものと思っていたので、すごい人混みを見て「めちゃめちゃ人おるやないか…」と驚き。
屋台なんかも沢山あったので、パレード興味なくてもお祭り気分で人が集まってたのかな。実際、子どもいる家族連れが沢山いたし。

そこでツイッター経由でお二人と合流し、なんとなくブースを見て回ってステージを隅から鑑賞。
政治家たちの挨拶は「ケッ、毒にも薬にもならんつまらんことばかり言いやがって」というのが正直な感想。
観客からの拍手もまばらで、なんとなくしらーっとした空気。
前日は、どの面下げてか悪名高き自民の稲田朋美が登場したらしいが、卵の一つも投げつけられないというのが摩訶不思議である…。

途中でおなかが減ったので一人たこ焼きを買いに行ったり、お二方とぽつぽつお喋りしたりしていたら、ラストステージに。
歌手のCHARAが登場ということで人がどっと増えたけれど、ただでさえ人が集まっていたステージ前だったので、あまり人には優しくない環境でした。
それまでは地べたに座って見てられたのに、立ち上がった人たちでびっしり。

高校生の時よく聴いてましたが、CHARAのステージは「わー、本物だ、聞いたことある曲だ」ってミーハーな喜びと、トークが歌声と一緒で何喋ってるのかよく分かんないのが一番面白かったです。
(3曲目くらいだったかな、母の日に結びつけられた歌あったけどそういうのは別にいらなかったのでは、と思った。セクシュアリティ絡みで実家と折り合い悪い人も結構いるだろうし)

演奏前に写真撮影は禁止の告知があったけれど、あとから来た人たちなのか、ちらほら普通にスマホで撮影してて、あんま意味ないなぁ、と思ったりも。

その後、一人とはお別れし、もう一人の方と新宿二丁目のバーへ行くことに。
実は少し前にも、二丁目の方へツイッター経由で知り合った人と初参戦したのですが、どこに何があるのか全く分からず二丁目難民状態になり、界隈にあるカフェに辿り着くのが精一杯という経験が(カフェ自体はとても居心地良かった)。
今回は同行した方が二丁目経験がすでにあったので、有り難いことにいろいろと案内してもらってビアンバーに初めて入りました。
おつまみとそれぞれ一杯頼んで、注文の度に会計って感じでした。
(バーのルールみたいなのがわからないので、この辺りがもっと明朗だと入店のハードルも下がるんだけど)

周りを気にせず、百合やセクシュアリティネタを気軽に話せるのは、やっぱ開放感あるなぁ、と改めて思います。
それほど長居はせず、夜9時には解散。

パレードの終わりなのに客が全然いなかったけど、こんなもんなのかな。
お酒飲む習慣がないから、コスパ的にもバーよりレズビアン向けのスイーツカフェとかごはん系とか、そういう方が個人的には行きやすいんだけど、そういう店はなさげで残念。
明け方まで飲み明かすみたいなのは、体力的にもしんどいですし。
そして、あの場で出会いが生まれるとはなかなか思えないんだけど、世の中のレズビアンは一体どこで出会ってるのだ、という謎がますます深まりました。
(ツイッターで会う人とはレズビアンは出会いがない、という話に必ずなる)

そんな感じで初体験だらけの一日でした。