Netflixでシーズン3まで配信されているTHE 100(ハンドレッド)を、見終わりました。
主人公のクラークが、同性とロマンス関係になるというので気になっていたのです。
あらすじとしては、核爆発で住めなくなった地球から宇宙へ逃げ延びた僅かばかりの人間が、今度は宇宙船が壊れてきたので、再び地球へ戻ってサバイブするって話です。
クラークは親が宇宙船内で議員やってたり生真面目で医療の心得があるので、何かと頼りにされていつの間にかリーダーポジションになっていきます。
シーズン1はとにかくヘテロ恋愛だらけで、見ててしんどかったです…(笑
地球でクラークと恋仲になるフィンというチャラ男(宇宙にまだ恋人がいるけど黙ってた)と、フィンの恋人レイヴンとの三角関係にイライラ。
フィンが都合のいいほうにゆらゆらして口先ばかりのことを言ったり過激な行動に出るので、結局はクラークからもレイヴンからも距離置かれたりして、まあそれなりの末路をたどります。
S2からはグラウンダーとかマウンテンマンとか地球で生存していた人間たちとの戦争状態になるので、恋愛色がどんどん薄れてきて面白くなってきました。
そのS2半ばで登場するのが、グラウンダーの総帥・レクサ。
12の部族をまとめる一番偉い人です。
(グラウンダーの主要なリーダーは基本的に女性キャラが多く、その点も面白かった)
このキャラクターがレズビアンでした。
女性の恋人がいたことをあっさりカミングアウトしたり、結構積極的にクラークを口説こうとしたり。
クラークはフィンとのごたごたがあったので、お断り。
めげない総裁。
S3になると、クラークが一気に野生化。
一人で逃げまわりながらブロンドヘアを真っ赤に染めて、黒豹と戦ったりしてました。
随分、ワイルドになっちゃって。
しかも、立ち寄った商店の娘と一晩共にしていてびっくり。
どうやらクラークはバイセクシュアルの設定みたいです。
その後、またレクサと再会して喧嘩したりしながらも結局結ばれるんですけど、レクサの中の人のスケジュールの都合でレクサはあっけない最後を迎えてフェードアウト…。
退場するのは仕方ないにしても、海外ドラマでレズビアンキャラが死んでしまう頻度の高さはちょっとどうにかしてほしいところ…(;_;)
主要ポジションにレズビアンキャラの登場はとても嬉しいのですが、個人的にはクラークとレクサは好敵手くらいのポジションが似合ってたかなぁ、と。
クラークのラブシーンも、レクサ相手より商店の娘との方がしっくりきてたように思いました。
そもそもクラークがあんまり恋愛が似合うキャラでもないので、献身的な愛よりS3冒頭のワイルド路線を突き進んで欲しかった。
レクサは氷の民の王子との決闘シーンがすごいよかったです。レクサの見せ場としては一番お気に入り。
他にも強い女性キャラが色々でてくるんですけど、もう一歩踏み込んでくれてもいいかなぁ、という感じ。
みんながクラークに頼るのに、クラークの判断にいちゃもんつけてクラークが泣いて謝るって展開が多いので、個人的には単独行動してほしいけど無理かな…。
あ、S3は男性のゲイカップルも登場します。
モブキャラかなぁ、と思ったんですけど、結構活躍してました。
このカップルも、パートナーが同性であることを周囲に特別視されたり触れられたりは全くなくてとても良かったです。
ストーリー全体的には常に人が死ぬし仲間割れでギスギスした空気が漂ってるので、ストレス発散で見る感じのドラマでありませんでした。
むしろ、イライラするときが多い(笑
CGや特殊メイクなんかは日本ドラマの比ではないくらい見応えあります。
ゴリラが大暴れ。
話はそれますが、主要キャラのベラミーが佐々木蔵之介そっくりに見えて仕方ない…。
これみよがしな水攻め。
ブラシで直接ごしごしされてて笑った。
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