アサシンクリード オデッセイのDLC、「最初の刃の遺産」をプレイ中なのですが、かなりがっかりだった内容について書きたいと思います。
ネタバレ含みます。
アサシン クリード オデッセイ 【CEROレーティング「Z」】 - PS4
- 発売日: 2018/10/05
- メディア: Video Game
まず、このDLC(エピソード2の影の遺産)はゲーム本編で大きな魅力であった主人公のロマンス相手が男女関係なく選択できる、またロマンスを選ばないことも可能というプレーヤーの選択の自由度を尊重している点が無視され、へテロロマンスが強制される点が批判されていました。
このゲーム、冒頭でこういう文章が出てきます。
本編はこの内容を大いに反映した内容だったと思いますし、自由度高くて個人的に満足でした。
だから、楽しみにしていたDLCがこんな内容で購入を見送っていたんですが、このニュースを見て購入を決めました。
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パッチでは、「非ロマンティックなストーリーを選んだプレイヤーにとっての人物関係をより正確に反映するため、『影の遺産』におけるカットシーンとセリフ」に変更が加えられる。
これを見たら、ヘテロロマンス展開はスルーできるんだな、って思うじゃないですか?
まぁ、ヘテロ展開ありきな感じで作られているので、プレーヤーにとっては全然思い入れないもっさい男キャラのナタカスと急に意味深にお互いを見つめたりするシーンがエピソード1からあって結構しらけはするんですけど、ロマンス展開ないならいいか…って思いながら、昨晩は影の遺産をラストまで進めてみたんですが、もうとんでもない!
このパッチによるカットってせいぜい、強制ヘテロロマンスのラブムービーや会話を見なくてすむ程度のことで、どんだけロマンス選択を回避しても、結局強制的に主人公とヘテロロマンス関係になり、子供まで作る羽目になります…。
もう、超びっくりでしたよ。
あんだけ、徹底的にロマンス展開を避けてきたのに、結局これ?!はぁ?????みたいな。
結局、そういう誰かと結ばれてガキ作る展開が必要なら、尚の事同性とロマンスできるようにして欲しかったし、半神で信じられない長い時を生きるカサンドラなら相手が同性だろうとそのへんのことは適当に神の力でどうとでも出来るじゃん…それがフィクションのパワーじゃん…
なので、将来的にこの内容が変わるのかは知りませんけど、現時点ではこのパッチは超上辺だけのポーズで、結局ヘテロロマンス展開は強制されて、友人と思ってた相手といきなり子供(しかも息子)まで作るショッキングさを突きつけられるので、百合クラスタには全くおすすめしません!
あと、本編では家族主義的な部分も選んでも選ばなくても良かったはずなのが、DLCでは強制的な子供の存在の誕生でいきなり主人公が奇妙なほど家族主義に傾倒してしまうのも辛い…
やっと別れられたと思ったダリウスとナタカス親子、なぜか速攻戻ってきたと思ったら、この思い入れのない親子といきなりヘテロロマンスのために強制同居展開で、母親になり脳天気にパシリをさせられるという、内容の和やかさとは反対にプレーヤーにとってはめっちゃ心刳られるシーンです。
こんなにプレーヤーを裏切る内容を信じて金出したのが悲しくなりました…私は人柱ということで、これ以上百合クラスタの被害が増えないようにこの記事を残すことにします。
プレーヤーの意思をまるっと無視して夫になるこのナタカスは、まぁ結局殺されて死ぬので、エピソード3からは関わらなくて済むのですが本当これまでがひどすぎてテンション下がりまくり…
敵対した「嵐」の方がめちゃめちゃ魅力的だったし、私は傭兵としてこういう女性キャラとずっと戦ったりロマンスしていたかったよ。
ここまできたので私は血を流しながら一応最後までプレイはするつもりですが、まだDLCをプレイしてない幸せな百合クラスタの方は、本編に時々くる追加コンテンツでも十分楽しめるしDLCの存在は記憶から抹消したほうが賢明だと思います。
UBI、金返せ!ヘテロものに落とす金なんか一銭もないんだよ!