学校のプールの授業の後は、洗浄用の水道に並んでキャーキャーはしゃいだものですが、最近の教育現場は、昔とは違う常識になっているようです。
それが、こちらの記事↓
水道水で目を洗ってはいけない!? | web R25
「昔は学校のプールの衛生管理が万全でなかったことから、プール後の洗眼が教育現場で浸透したようです。しかし、プールの水にも洗眼で使う水道水にも消毒のために塩素が使われていますよね? そうした水が目に入ると、目の表面を保護しているムチンを含む粘液が洗い流されて、角結膜上皮に傷がついてしまうのです」
プールの水も水道水も、目に入ればどちらにしろ角膜を傷つけるわけですね。
正しい対処法は?
その後、日本眼科医会が「プールに入る場合はゴーグル着用が望ましく、水道水による洗眼は積極的に推奨できるものではない」という見解を出し、いまではプールの後には洗眼を行わないことが、教育現場の新常識となってきているのだそう。
「ゴーグルは汚染された水、塩素の両方から目を守ってくれます。屋外プールは水温が上がりやすく、また紫外線の影響によって水中の塩素濃度が低下しやすい。そのため、ウイルスや細菌が繁殖しやすくなるので結膜炎になるおそれがある。反対に、塩素濃度が高ければ塩素が目に及ぼすダメージが強くなります。目のためを思えば、ゴーグル着用がベストな選択肢なのです」
とにかく、ゴーグルで目に水を入れないことが大事。
それでも目にプールの水が入って気になる場合は、防腐剤の入っていない目薬や洗眼液を使うといいらしい。
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目は涙の分泌で自浄作用が強いので、水道水で洗って角膜を傷つけるくらいなら、そのまま放っておいたほうが目に優しいということですね。