もうルンバでいいじゃん…人工知能学会誌の無理矢理なオチ

人工知能学会の表紙、学生だったこの子が一人前の研究者になって、やがて自分に似せたアンドロイドを開発するのか。 pic.twitter.com/nHhdP3rGVX
— 忍殺語形態素解析辞書「チャドー」 (@njdict_Chado) 2014, 9月 7

これもしかして、女性形のロボに掃除させてたけど実は女性科学者の奮闘が生み出した素敵なお話でした、って感じで〆て、別に何の問題もなかったのでしたー！って感じにしようとしてる？

そもそも、ロボを発明すべきは、この最初の絵にいる掃除できないずぼらな男の方じゃね？と思うし、自分に瓜二つのロボとか自己愛激しすぎだろ…。
人間型にするなら、この子がヘテロセクシュアルだとするとイケメンが妥当じゃないの？
男性研究者が女のロボばっかり作るようにね！

どっちにしても、掃除をするのはこの女性科学者から瓜二つの女性形ロボになり代わっただけで、性別役割分業の解決になってないどころか、ロボまで女かよ！っていう、しかも女がそれを再生産してるっていう根深い問題強化にしかなってない気がするんだけども。

これが単なる創作物ならどうでもいいんだけど、批判されたのは性別分業を持ち込むべきでないアカデミックな機関紙で、こんなカビの生えたような古臭い性別役割分業を悪気もなく表紙にしちゃったからなのに、何を批判されたのかいまいち届いてないという感じがする。

この機関紙、結局表紙の問題性しか話題になんなくて、肝心の人工知能のことなんも触れられてないよね…。

もうルンバで十分じゃん。

iRobot Roomba 自動掃除機ピューターグレー 871

出版社/メーカー: iRobot
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どうしても、批判があったので取ってつけた感が拭えないぜ…。

ムシされるHRP-4C（HRP-4C is ignored）。APEC (アジア太平洋経済協力)のために来日したオバマ大統領にアピールするHRP-4Cがスルーされている。HRP-4Cは産総研が開発した女性型ロボットで歌って踊れる。 pic.twitter.com/9aquxi3Xyy
— 無人機bot (@mujinbot) 2014, 9月 6