田舎で底辺暮らし

孤独に生きながら雑多にあれこれ書いてます。

「竿中とおる君」で自分で巻き爪矯正をやって治してみた(追記あり

※2019/4/22追記
足の親指の巻爪が深刻化してきたので、自分で巻き爪を治す鉄板アイテム「竿中とおる君」をついに購入しました。
竿中とおる君

吉見製作所 竿中とおる君 0.4mm

吉見製作所 竿中とおる君 0.4mm

  • 発売日: 2014/08/26
  • メディア: スポーツ用品

元々は釣りの道具らしいんですが、Amazonのレビューでは巻き爪矯正のアイテムとしての感想ばかりが並ぶという変わった商品です。
形状記憶の細い合金ワイヤーで、力を加えてもびよ~んと真っ直ぐに戻ります。
値段は送料込みで1000円ちょっと程度なので、巻き爪専用の矯正器具の高さに比べるととても安価です。
簡単にいえば、このワイヤーを爪に通して真っ直ぐにするって話です。



私が買ったのは0.4mmサイズ。
爪の厚さなどによって人それぞれ弱かったり強かったりするみたいですが、私には丁度いい太さと強さでした。

他の道具は100均で揃います。
ニッパーと精密ドリル
爪に穴を開ける0.5mmの精密ドリル(右)
ワイヤーを切断するためのニッパー(左)


ここから私の足の写真です。
まだ若干、汗疱の名残で肌がガサガサしててるのですが、悪しからず…。

巻爪の親指
上からだとわかりにくいですが、こうして正面から見るとかなり巻いてます。
特に向かって右がひどいですね。
巻爪の正面図

てなわけで、とりあえず爪の両端にドリルで地道に穴をあけます。
化粧水で爪を湿らせるとやりやすかったです。
巻爪にドリルを通す
爪を割らないように焦らず、ゆっくり。
写真みたいに裏側からのほうが貫通したときにもしもの怪我がなくてすみますが、体勢的にも無理があったので私は上の方から穴をあけました。

さっそくワイヤーを通してみます。
巻爪にワイヤーを通す
あまり短めにワイヤーを切ると、穴に通しにくくなるので、ちょっと余裕を持ってカットした方がいいと思います。

余った部分をニッパーでカットして、完成!
巻爪にワイヤーを通して上から見た図
巻爪にワイヤーを通して正面から見た図

ワイヤーを通しただけで、もうすでにかなり爪が開いてますよね!すごい!

そしてここでパープルマジックが登場。
パープルマジック

これは車の洗浄剤なんですけど、爪を柔らかくする成分が入ってるとかで、巻き爪矯正に使えるアイテム。
パーマ液(ストレートでもカール用でもOK)でも良いらしいんですが、パープルマジックのほうが何度も使えそうなのでこっちを買ってみました。

ベネゼル ウェーブパーマ液 部分用

ベネゼル ウェーブパーマ液 部分用

  • 発売日: 2003/04/21
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

アンモニアの臭いがすごいので、換気しながら使いましょう。
綿棒で爪に満遍なくぬりぬりして、サランラップで巻いて2、30分放置。
パープルマジックを塗ってサランラップを巻いた爪

更に爪の巻きが治りました。
パープルマジックで改善された巻爪
ちなみに、特に肌がかぶれたりはしませんでした。

その後、出かけるためにワイヤーが靴下に引っかからないように幅の広いサージカルテープ(これも100均で購入)で保護。
サージカルテープで保護した巻爪

夕方帰宅して爪を見てみたら、ほぼ平らにまで矯正されてました。
ただ、一日中竿中とおる君をつけて歩きまわるのはキツいかな…。
用事のない休日に挑戦した方がいいみたい。
今日は風呂あがりまでワイヤーを装着したままで、その後、一旦外してみたんですが、まだ一日目ということもあって二割くらいは巻きが戻る感じですかね。
それでも、矯正前よりはかなーりよくなりました。
一回、爪に穴を空けとくと、部屋にいる間すぐにワイヤーを通せるので便利。
寝る間は布団に引っ掛けそうで怖いので、コットンを詰めるだけにしようと思います。
ひどい状態からは開放されたので、一安心です。

巻き爪ここまで真っ直ぐになります!2019/4/22追記

数年前に記事にした巻き爪の自己矯正方法ですが、今ではもうちょちょいと数分で処置できるようになりました。
上記の写真のような酷さは脱し暫く何もしてなかったのですが、最近左足の方がまたちょっと気になる感じだったので、夏前に治しておこうと、両足の親指に半年ぶりくらいにワイヤー(竿中とおる君)を通しました。
今はこんな感じで超真っ直ぐです。
改善した巻爪

色々試行錯誤して、今はこの写真のような感じの処置で落ち着いています。
以前はテーピングなどで固定してましたが、これはかなり不自由で、いちいちワイヤー外してたらキリがないですしね。
改善した方法なら全然気にならず数週間くらいはつけっぱなしでも平気です。
そこで、改善点を記します。

・上記の通りワイヤーを通したあと、爪が真っ直ぐなるようにぐぐっとワイヤーのたわみを上から押し込み爪の幅に合わせてきっちりワイヤーをニッパーで切断。
・ちょっとだけはみ出してしまったワイヤー部分や尖った切り口部分などは、こちらも百均で売ってるダイヤモンドヤスリで削ります。
・触ってみてワイヤーの引っかかりがなくなったら写真に記してるように、ワイヤーがはずれないように瞬間接着剤でワイヤーを通した穴二箇所(両親指なら4箇所)を瞬間接着剤をちょびっと付けて固定します。
そして、ワイヤーの両端にもちょちょいと瞬間接着剤をつけて(爪楊枝などで接着剤をすくってつけると失敗しなくて楽です)、ワイヤーと爪をコーティングして靴下などに引っかからないよう処置します。
・接着剤が乾いたら終わり!

以前は、ワイヤーの両端を少し余らせてペンチで爪を挟むように上のほうに曲げたりしてたんですけど、個人手には今の形がいちばんストレスないですね。
これだとテーピングも必要ないし、普通に靴も履けるし何も気にせず日常生活できます。
ワイヤーだけでかなり矯正できるので、パープルマジックは後処理などが面倒なのもあっていまは使ってないです。
皆様の参考になれば!