田舎で底辺暮らし

孤独に生きながら雑多にあれこれ書いてます。

Netflix「ザ・ディフェンダーズ」はネタとして見るなら有りかも…

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この前配信された「ザ・ディフェンダーズ」ですが、同じネトフリ配信の「ジェシカ・ジョーンズ」を見ていたので、こっちも気になって見てみました。

私の目当てはこの2人↓
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トリッシュは相変わらずジェシカのこと心配しまくってました。
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と言っても、今回は主人公が四人集まってその中で脇役だからトリッシュの主な出番は最初と最後にちょこっと。
あと、大好きだったレズビアンの弁護士、ホガースさんもほんと一瞬ですが出てきました。
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ジェシカとトリッシュさんの関係は終始一貫してて、現在はお互いが一番大事って感じでそこは良かったです。

そして、もう一人の目当てはシガニー・ウィーバー。
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悪の組織「ヤミノテ」のボス役です。
存在感は流石というか、すごい金持ち設定だったのでお金持ち演出が色々あり、衣装もゴージャスで単純に映像として楽しかった。
このボスがブラックスカイという死人から蘇らせた女性にめっちゃ思い入れがあって、思いがけず美味しかったです。
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主人公4人中3人は男だし、女キャラの活躍なんてそんなないかな、と不安だったんですが、そのあたりはかなり配慮されてた印象でした。

ただ、ストーリーが面白かったかと言われると、うーん…。
私が知ってるのは「ジェシカ・ジョーンズ」に出てたジェシカとルークの2人で、あとの2人は全然知らないキャラだったんですが、この2人が空手?カンフー?みたいな格闘スタイルで、日本刀は出てくるし「気」とか「龍」とか妙にこてこてのアジアテイストな設定が盛りだくさんで、ジェシカとルークの世界観とは違和感がすごくて、どうしても入り込めず。

こういうのがじわじわくる。
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ブラックスカイの蘇りの儀式なんですけど、分かりやすい蓋の字(蘇生と書いてある)にやられる…。
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ブラックスカイ、武器の脇差しをシンプルな自室でいきなり研ぎ出す。
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なんか、こういうツッコミどころ満載のシーンがが多くてですね。
あと、何よりヤミノテの部下の一人であるムラカミという日本人男性が、なぜかずっと日本語で話すんですよ。
周りはみんな英語なのに。
そして、その日本語がなぜかみんなに通じていて、英語と日本語で普通に会話しちゃってて、あまりに浮いててきつかった(抑揚のないかなり微妙な演技だったのもあって)!

凄い存在感だったシガニー・ウィーバーはあっさりした最後だし、最終話はショッカーとたたかう主人公たちみたいな安っぽい戦隊モノ感がすごいし、せっかく強い女性キャラだったブラックスカイの顛末もお粗末なヘテロ恋愛に紐付けて処理するという陳腐さ。
もう少しどうにかできそうだったけど、やっぱ主人公たちそれぞれの世界観をごっちゃにするのには無理があったのかな。
2時間くらいのアクションメインで疾走ならまだアリだったかもしれないんですけど、8話もかけたドラマだったのでちょっときつかった。
好きなキャラがいる人は飛ばしながら目当てだけ見てもまぁ別に問題ないかな、という感じです。

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