田舎で底辺暮らし

孤独に生きながら雑多にあれこれ書いてます。

ロフトよ、お前もか…女を馬鹿にする宣伝広告

2月に入り、バレンタインの話題も増えてきたところで、またがっくりくる妙な宣伝が流れてきました。
ロフトのサイトでバレンタイン告知をしているのですが、その内容がチョコレートに全然触れてもおらず、女dis満載で本当に一体何を宣伝したいのか…。

www.loft.co.jp
www.youtube.com

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イラストレーターとのコラボを全面に押し出していて、アニメーションまで公開しているのですが内容が女同士がギスギスしたやりとりで気まずくなるパターンを繰り返すばかり。
とくにラストの後ろ姿はあまりに酷いのでは…

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【LOF-TV】Valentine'sDay 2019 - YouTube

表向き、仲良くしていても裏では髪を引っ張ったりスカートを捲ったりして、足の引っ張り合いをしているというわけのわからないイラスト(あと、この金髪で同じスタイルの没個性な女が五人というのも、多様性を認めようという時代に一体なんなんだ?)。
このイラストレーターとのコラボラッピングを推しているのですが、「友達同士のギフトにもおすすめ!」と言われても、こんな女の友情とか上辺だけみたいなイメージで作られたラッピングをどういう意図で使うと思ってるんだろう…。
イラストアートとしても、この手の手垢まみれの女性表現って古臭すぎないか?って個人的には思うし、楽しむ要素がよくわからない。

下記のリンクは明治のバレンタインに関するアンケート調査をもとにした2018年の動向を考察する記事なのですが、10代の女子がチョコをあげる相手として圧倒的だったのは8割超えで「女性の友人」です。
https://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/mchoco/pdf/forcast_vl_2018.pdf
2019年はその傾向はさらに加速しているかと思いますし、ヘテロ恋愛をベースにしたバレンタイン文化はすでに過去のものといっていいでしょう。
次いで、父、母、自分、先輩・後輩、そして恋人という順。
バレンタインの醍醐味としては、相手や自分に合う美味しいチョコ選びや、お菓子を作る過程を楽しむなどがほとんど。
バレンタインの醍醐味として愛の告白をメインと考える割合はたった4%未満です。
大抵の人がチョコの美味しさやチョコ作りを楽しむ日としているのかな、というのが伺えます。
同性への友チョコや自分へのご褒美というスタンスでチョコレートを楽しむ日と捉えている人が多い中で、なんとなくのミソジニーイメージで女って結局こういう上っ面だけの関係でしょ?っていうスタンスを打ち出されて、そういうお店で一体誰が買いたいと思うのか。
これは一体どういう客層をイメージしてるんですかね。
女性をメインターゲットにしているのに、こうやって女同士の関係を馬鹿にするっていくらなんでも女性を舐めすぎてませんか?

毎度毎度、この手の女性客をバカにして舐めてる広告は女性たちから批判されて支持されることはないのに、なんで同じことを繰り返すんですかね。
ロフトさん、新年早々あり得ない広告で炎上したそごう・西武の子会社らしいのですが、そういうくだらないとこ真似しなくていいのに。