田舎で底辺暮らし

孤独に生きながら雑多にあれこれ書いてます。

イラスト・お絵描き目的で「iPad Pro 11インチ」を使ってみた感想

消費税増税に苛立ちやまず、って感じですが増税後に買って今より25%も多く税金を払うのは癪なのでちょっと前に買ってきました、iPad Pro!
お絵描きなどでこれから購入を検討している方におすすめできるかどうか、使ってみた感想などをまとめます。

まずは店舗で触ってチェック

購入したのは近場にある大手電気屋さん。
買う前に触って確かめてみようと思い、iPad ProとかAirとか色々展示してある触れるコーナーへ。
私はApple製品を全く持っていなくて殆ど初コンタクト。
Proはホームボタンがなくホームへの戻り方などが謎で、そっちに戸惑いが(これは購入後の解説読んですぐ慣れました)。



ここでApple Pencilでの描き味を試してみると、さらさら~っとスムーズ。
これはAirもほぼ同じ描き味で、短時間ではありますが特に大きな違いは感じませんでした。
Proはホームボタンがない分、ぎりぎりまで画面が広がっているので、すっきりしていてその差の印象は結構大きかったですね。
触らないよりは触って確かめた方が絶対にいいとは思うんですが、それでもApple製品がよく分かってない素人なので見本品でやれることはかなり限られるのが正直なところ。
そんな感じでうろうろしてたら店員さんに声を描けられ、趣味でお絵描きなどに使って遊びたいと伝えると、Proは画面の発色が抜群に綺麗で印刷など外部出力したときに色合いにほぼ差異がない、みたいな説明を受けました。
印刷する予定などはないのですが、第一候補がiPad Pro 11インチだったので、ちょっと悩んでやはりこれに決定。
(旧世代のはペンシルの充電方法があまりにひどくて(笑)
12.9インチはパソコン置いてる机のスペースで使うには大きいのと、値段との兼ね合いもあり…
漫画などひとつの画面に沢山描く人は、大きい画面のほうが良いという意見も見かけました。
かなり高額なので、少し緊張した買い物でした(笑)

iPad Pro 11インチ、Wi-Fiモデルの64GBです。
Apple Pencilも一緒に購入。これもいい値段でした…
iPad Pro

Apple iPad Pro (11インチ, Wi-Fi, 64GB) - スペースグレイ(第1世代)

Apple iPad Pro (11インチ, Wi-Fi, 64GB) - スペースグレイ(第1世代)

  • 発売日: 2018/11/07
  • メディア: Personal Computers
Apple Pencil(第2世代)

Apple Pencil(第2世代)

  • 発売日: 2018/11/07
  • メディア: Personal Computers

iPadを実際に使ってみた感想

充電はUSBのタイプC(これはiPadと一緒に入ってる)。今使ってるスマホと一緒の充電でした。
ペンシルの充電はサイドにぺとっとマグネットでくっつけるだけ。
(2020年5月に追記:Apple Pencilはたまーに描いてる途中で反応がなくなって急激に電池が減る時があります。アプリとの相性なのか原因は謎ですが、一旦お絵かきアプリを終了させたりするとケロッと直ります)
イヤホンを接続する部分がないのがネックで、これはApple純正の変換ジャックを後から購入しました。

Apple USB-C 3.5mm ヘッドフォンジャックアダプタ MU7E2FE/A

Apple USB-C 3.5mm ヘッドフォンジャックアダプタ MU7E2FE/A

  • 発売日: 2018/10/31
  • メディア: Personal Computers

容量は趣味のお絵描きに使う程度なら64GBで全然OKかと。

カメラ部分がわずかに出っ張ってて、ガタつかないか最初懸念していたのですが特にそれは感じません。
「メモ」という最初から入ってるアプリでも紙に書くような描き味を楽しめて、びっくり。
ただ、これはレイヤーがないので、走り書きとか、アイディアをささっとまとめるか文字の手書き用って感じですね。

そこで、とりあえずパソコンでも使ってた「MediBang Paint」と「SketchBook」という無料お絵描きアプリをダウンロード。
メディバンはパソコンではメインで愛用しているんですが、iPadの方はSketchBookがメインになってます。
このアプリ、筆の種類もかなり豊富でコピックのカラーが揃ってます。
SketchBookアプリ

実際iPadをじっくり触って感じたのは、筆圧感知っていうんですかね、緻密に細かい描き込みをしたいのならパソコンでペンタブ使ったほうがいいな、と思いました。
細かくちまちま描いてて、ペンタブなら気にならず作業できるとこも、iPadだと「あれ?」ってなるというか。
ただ、それも慣れてくるし、気になるほどではないかな。
それに、それらを凌駕する手軽さがiPadの魅力
いちいちパソコン起動しペンタブつないでデジタル環境を用意しないで済む、ぱっと気が向いたときにすぐ描ける。
パソコンで画像開いたままそれを資料にできる(その反対も)し、お絵描きの練習環境としては理想的。
iPadでお絵かき
こんな感じで使ってます。

自分が描いたやつをいくつか載せます。
以前、写真に撮ったのとかドローイング練習サイトを参考にササッと。
iPadでお絵かき練習01
iPadでお絵かき練習02

簡単なイラスト。
iPadでお絵かき練習03
iPadでお絵かき練習04

描き込み練習も。
iPadでお絵かき練習05
iPadでお絵かき練習06

手軽なので、練習するモチベーションも続きやすいです。
この手軽さと描き心地を考えると、これ持ってスケッチ旅行とか行っても、かなりアナログに近い感じで楽しめるのでは。

2本指グローブは必須

そして、ペンタブのときと違って大いに戸惑ったのは画面に手がつくので、予期せぬボタンに触れちゃって作業が止まり邪魔になること。
だからって手浮かして描くのも出来ないし、とググったら便利なものがあるじゃないですか。
エレコムの2本指グローブ

非通電パッドがついたエレコムの2本指グローブです。
これだとお絵描きしてても反応しないし、手の脂もつかないし、さらさらストレスなく描けます。
ちなみに私はSサイズでちょうどでした(足はでかいが、手は別にでかくない)。
結構伸縮性あるので大きめよりはピッタリのほうがおすすめです。
左右どちらの手でも使えます。
※非通電パッドがついてないタイプのグローブもあるので、購入する場合は注意を


iPadを使うときに便利な100円ショップ商品

あと、お絵描きするときちょっと傾斜が欲しいと思って、ダイソーで調達。
ゴム付きのドアストッパーを二個。
ドアストッパー

あと、転倒防止の耐震ゲル。ダイソーだと二枚セット。
それを小さくカットしてぺたり(耐震ゲルの密着性がすごいので、あまり広い面積に貼っつけて使うと取る時苦労する)。
耐震ゲルとドアストッパー

その上に置くといい感じ。
iPadとドアストッパー

※購入して数ヶ月使った現在は耐震ゲルのみで描くことが多いかも

他にも、そのへんにぽいと置いとくとうっかり踏んで悲惨なことになりかねないので、スタンドを探していたらダイソーにタブレットスタンドがありました。
ダイソーのタブレットスタンド
iPadとタブレットスタンド
縦置きでも問題なく置けます。これはかなりおすすめ。

ゲームも楽しい

画面が大きいし綺麗なので、ゲームアプリも入れて楽しんでいます。
「ペンギンの島」というペンギンを増殖させる癒やし系と、「バンドリ」という音ゲー。
以前、けいおんを楽しく視聴していたのでバンドリの曲は好みな感じのが多く(Roseliaが好き)、音ゲーの上達に悪戦苦闘中(笑)

と、今の所楽しくiPadで遊んでいます。
この手軽さはデジタルお絵描きのハードルが下がるし、個人的には結構おすすめです。

追記

冬になって分かったんですが、画面というか本体そのものがめちゃくちゃ冷たい…(笑)