田舎で底辺暮らし

貧乏喪女がネットの気になる話題など、雑多にあれこれ書いてます。

 

最近Netflixで観た作品の感想まとめ その11

ドラマ・映画

ノット・オーケー

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イチオシのドラマ!
親友のイケてる女の子に片思いする、冴えない地味な女の子が主人公。
ちょっとキレやすくて、シングルマザーの家庭で母親とはあんまりうまくいってなくて、親友もしょうもない男と付き合っちゃって、いいことなし。
しかも、なぜか超能力に目覚めてしまってパニック。
近所のちょっと変だけど気のいい男子となんとなく関係を持っちゃうけど、別に恋愛対象ではないってどう伝えよう…っていう、思春期の厄介がうまく描かれている。
途中、あっさり百合が死んじゃうかと思ったけど、さすがそこは全然大丈夫で、それどころかめちゃめちゃ百合だし最後への伏線として主人公のセクシュアリティは重要なポイントでした。
ストレンジャー・シングスのスタッフが制作してるとかで、よく出来てるドラマだと思います。
主人公の片思いの描き方もなんともあるあるな感じでニンマリだし、超能力のシーンも見応えあって面白い。
見た人はわかると思いますが、とにかく、ラストが最高!(笑)

クリスマスに降る雪は

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若い子たちのクリスマスロマンチック群像劇。
レズビアンキャラがいて、しかもサンタクラリータ・ダイエットで娘役してた役者さん。
あのドラマでも、なんでレズビアンじゃないのか謎なくらいLっぽかったから、めちゃくちゃしっくりくる。
ロマンチック部分に関しては幼馴染とか、売れっ子歌手とか、カミングアウト済みとクローゼットとか、結構王道って感じで特に目新しさはないかなぁ…
痴話喧嘩カップルを見てるヒエラルキー高めなダンサー女子集団が面白かった。

マインドハンターS1、S2

1970年代後半が舞台のドラマ。
殺人犯の心理を研究して犯罪科学からのアプローチで犯人を特定しようという、当時ではちょっと奇異な視線にさらされたFBI捜査官の青年とおっさんがメインのドラマ。
猟奇殺人犯に直接コンタクトして、インタビューするシーンが多くてちょっと独特。
全体的にダークは感じ。
犯人たちが大抵、母親へのコンプレックスとミソジニーがめちゃくちゃ絡んでいて、なんとも…。
母親(女)へ異常なほど自分(息子)への責任を求めるのに、関わりの薄い父親へはありえないほど憧憬を募らせているケースが、社会に蔓延る女性蔑視とリンクしてて全然別世界とか他人事ではない。
レイプ事件も出てくるので、苦手な人は注意。
主人公がインテリ生真面目の男なんだけど、とにかく自意識過剰でなんとも人をイラつかせる天才って感じの設定。
そのおかげで尻拭いしてる周りのキャラが魅力的になるという相乗効果がある。
捜査協力する心理学博士の女性がクローゼットなレズビアンで、S3ではこの人がメインになるっぽい?(シーズンごとにキャラ一人ずつにストーリーの焦点が絞られる)
面白かったです。

グレイス&フランキー: シーズン6

今回も相変わらずの面白さで、グレイスとフランキーの友情は誰にも邪魔できないって感じで最高だった。
ビジネス仲間のジェーンのビザが切れそうで、色々あってグレイスと結婚の流れになるのも最高で百合だった(笑)
次で最終シーズンらしいが、主演たちの年齢考えたら仕方ないかと思う。

Giri / Haji

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日本と外国を舞台にした刑事とヤクザのドラマで、日本人のキャスト多いけど監督が外国人なのもあってか、外国から見たヤクザイメージがなかなかこてこて(厨ニっぽいというか)。
見ててちょっと苦笑いというか(小指を切り落とすシーンが2度も出てきてすごくやりたかったのは伝わってくるが、切った小指の作り物がしょぼい)、いちいち武器として日本刀が出てきてウケる。
ヤクザの組長役の長与千種が目当てだったんだけど、かなり最後の方に出てくる。
思ってたより演技がうまくて、役としてはかなり美味しい感じ。
あと、主人公の娘がなぜか外国の女性と寝ていた。
つまらんなぁ~…と飛ばし飛ばしで見ていたので、なんでそんな展開になったのか謎(一回寝ただけ的な雑な扱いを受ける)。
あと、変な京都弁を喋るバイリンガルのシャレオツなゲイが出てくる。
最後、皆で踊ってなぜかミュージカルで終わった。本当に謎。
正直、全然好みではなかった…。

ゲット・アウト

恋人の白人女性、なんだか見たことある、誰だっけ…って思ったら、「パーフェクション」の主役の人だった。
最後のとこで人種差別の重みを感じるっていう上手い作りだった。
ただ、鹿で攻撃したり、親友の男、「性の奴隷」に拘り過ぎだったり、個人的にはツッコミどころ多くてホラーっていうよりコメディだったかも。
地に沈む、ふわ~っとした暗闇での映像キレイ。

ホース・ガール

手芸と馬ととある犯罪ドラマが好きな、ちょっと変わってるけどいい人な主人公が、どんどん夢と現実が曖昧になってきて精神的に追い詰められていく、主人公の見ている世界が現実なのかどうか、みたいな作品。
主人公は特別ひどい目にあってるってわけじゃないけど田舎っぽいとこで身よりもなく、大好きな馬にも乗れず、大人しめな女性で色んなことがちょっとずつつらい、みたいな感じの境遇。
保護された精神病棟みたいなとこでも適切な対応を受けてて、職場のおばちゃんも優しいし、色んなとこに優しさがあって、たぶん昔なら主人公の辛さの演出にこういう部分が辛辣になって利用されたと思うけど、それを使って無くてこういう部分が現代っぽいなぁと思った。
「まとも」でいられればみんな主人公に対しては優しい人達で、でも「まとも」じゃなくなったらそういう人間関係がどんどん壊れていく、みたいな。
ただ、ちょっとアート色が強いというか、なんというか。
面白いかと言われると別に面白くはないが、演技はうまいというか、主役の演技力を見るって感じの作品。
最後のリフトがいかにも引っ張り上げてます感あって、ウケた。

ザ・リチュアル いけにえの儀式

ある事件を切っ掛けにつるんでた友人一人を亡くし、その弔いのために男友達4人が山奥へ行き、そこで道に迷い恐ろしい目にあうホラー作品。
冒頭からマッチョぶる男の滑稽さの表現がすごい。
仲間内で一番マッチョぶってた男が友人を見殺しにしたことで仲間内からは一番臆病者と評価されてるとか、罪悪感からかやたらびくびくするようになってるとか、下ネタ大声で言ってるうるさい男がすぐ怪我して厄介者扱いになるとか、そういう男たちが謎の怪物に追いかけられ逃げ惑うのが面白かった
最後は主人公も死んだほうがホラーみ強かったのでは、と思った。
わりとクオリティ高めで男の滑稽さをよく描いてる作品だと思う(最後の方、ちょっと取り繕ってたけど)。
ホラー、今までだと女と妖しさとエロみたいなものが絡みついてるケースが多かったけど、そういうのから脱却した新しい人間の醜さ、要するに今まで賛美されてたマッチョな男たちがターゲットになってる点で斬新であり、そういう彼らが悲惨な目に合うというカタルシスがあり個人的にはとても楽しかった。
怪物の「音」がいかにもって感じで、もうちょっと不穏な謎の音だったらもっと不気味だった気がする。
Fワードが百万回くらい出てくる。

マクマホン・ファイル

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アン・ハサウェイがジャーナリスト役で主人公。
ゲリラ戦地で得たスクープに対して政府高官から圧力掛けられても諦められずイライラしてるところに、もう死にそうな疎遠だった父親から頼み事されて武器密輸に深く関わっていってしまう。
何も知らずに見ていたら、ハーレイ・クインの刑事役の人が出てきた。
途中までは硬派な感じで面白かったけど、なんで主人公が敵対してた政府高官といきなり寝たのか、信頼したのかがさっぱりわからない。
悪い意味でめちゃくちゃベタすぎる女主人公の使い方では?
そのせいであんな妙な結末になっちゃったし。
あと、ハーレイ・クインの刑事役だった人、こっちでもL役?
一緒にいた人女性だよね…?

イングリッド -ネットストーカーの女-

SNSで見かけたインフルエンサー女性をストーキングして、どんどん近づいていって私生活でも仲良くなることを目論んだ女の悲劇を描いた映画。
主人公役の人の微妙に冴えない感じが上手い。
ストーキングしてる様子のなかなかヤバい感じが上手かったんだけど、ホラーでもなくコメディでもなく、どっちつかずな中途半端な感じがもったいなかった。
主人公が追い詰められている状況にするための展開は弁明の余地ありで、なにもそこまでっていう、ちと無理があるように思えた。
あの弟は普通にクソなのでもっとそれなりの目にあってほしかった。
最後は結局ハッピー?な感じだけどBGMはホラーで、やはりどっちつかず。
電気がないとスマホもつかえないってのは、ちょっと笑えた。


シターラ: 夢を抱け、少女たち

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15分くらいの短いサイレントアニメ。
ハートフルなアニメの雰囲気で、児童婚のグロさを描いてる。
まず母親が児童婚の犠牲者で、長女が夫によっておっさんに受け渡しされ、めっちゃグロい。
この長女に救いがあるかと思ったら何もなくて、悲しすぎた。
長女を引き渡した夫、家族から冷たくされて幼い次女は守られ姉の夢を継いでパイロットになるエピローグがあった。
そこに大人になった長女らしき女性の姿があるから、離婚でもして戻ってきたと思わないとやってられない。
児童婚の犠牲にあう少女たち、年間1200万人らしい。
見る価値あり。

オルタード・カーボン: リスリーブド

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スカした男が命を狙われる孤独な少女を助けるためにヤクザと戦うって話で(電脳世界で設定はめっちゃ攻殻機動隊っぽい)、別に話自体はふーんって感じだけどアクションのアニメーションが派手でよかった。
あと女性キャラのジーナ(主人公の妹)が恋愛なく、戦って活躍するので、そこもよかったかな。
お兄ちゃん…ってセンチメンタルなシーンでやたら声がなよるの、いかにも日本っぽい演出であざとすぎたけど。
男側はジジイまであれこれ出てくるのに、主な女キャラはこの少女(金髪白人系)とスタイリッシュな妹だけっていうのが相変わらずキャラの幅が激狭でなんとも。
あと肉体派意味を持たない世界なのに、街中のでっかい広告が女の裸体まみれでそこも???っていう。
ジーナの色仕掛けのシーン、間抜けすぎて失笑って感じだったけど、もうちょっとどうにかならんかったのか。
攻殻機動隊の新作もネトフリくるけど、映像がしょぼすぎて、なんでCGにしたんだろ…って感じだったから、その点でいえばこっちの方がずっとカッコいい。

じゃりン子チエ 劇場版

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子供の頃に再放送されてたアニメを見ていたので懐かしく、漫画も読んでいたりしたのでたまたま見かけて視聴。
声優はチエとテツだけそのままって感じテレビ版と違ってよしもとの芸人だらけだった…
紳助がマサルの声やってて、笑えない。
あと、ちょっと切ないチエと母親のやりとり見てたはずなのに、いきなりゴジラの実際の映画のシーンが流れてきてビビる。
チエたちが見た映画として流れたけど、東宝繋がりってことみたい。ホラーだった。
画像、1981年のアニメなんだけど、電信柱に貼ってある求人が主婦パート時給500円で、なんかさほど今と変わらんな…っていう。

ドキュメンタリー・その他

ロレーナ: サンダル履きのランナー

30分くらいのドキュメンタリー作品。
メキシコの先住民族でスカートとサンダル姿で過酷な100キロマラソン走る少女の紹介って感じの内容。
沢山優勝したりしてて、すごい山(ハイジみたいな)のとこに住んでたから心肺機能が人並み外れてんのかな…
僻地で暮らしてて、男兄弟だけ長距離を何時間も掛けて学校に行って、女達は動物の世話で学校いけない。
お金のためにマラソンに勝たなきゃいけない、レースに出れば次々に写真求めてくるファン?たちが群がってきて無表情でよくわからないまま写るみたいな現実とのギャップが痛々しくもあった。

アフター・マリア: 見捨てられた家族

プエルトリコのハリケーンで家を失ったからNYに避難して困窮してる3人の女性たちの家族を追ったドキュメンタリー。
政府が借り上げたっぽいホテルの部屋で色んなものがままならないまま家族でごちゃごちゃ過ごしてて、そこもタイムリミットで追い出されたり、子供は慣れない土地でいじめられてたり…。
災害大国の日本も全然他人事じゃないというか。
最後も特に救済や希望があるわけでもなく終わった…。

猫イジメに断固NO!: 虐待動画の犯人を追え

ネット上に投稿された猫の虐待動画に怒った人々が映像解析して犯人を割り出そうとするんだけど、その犯人は殺人事件の方にも絡んでいたっていうなかなかヤバい事件というか犯人像。
動画の直接的なシーンは避けてるけど、実際の虐待映像が流れたり、スナッフビデオの一部シーンなんかもあるので、苦手な人は注意。
犯人の母親が普通に顔出しで出演してるけど、息子可愛さのあまり息子は被害者の立場という表明が強固でそれもヤバかった。
30超えてる殺人犯を「怯えてる若者」って表現しちゃうんだ、みたいな。
グロ耐性があるなら、一気に見れる面白さがあると思う。


脱落したのは以下の作品…
ピーターラビット
メディカル・ポリス
愛の不時着