田舎で底辺暮らし

孤独に生きながら雑多にあれこれ書いてます。

ショッキングな写真を命がけで撮りたがる現代の奇病

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インパクトのある写真というのは話のネタになるし、確かに撮って損はないと思う。
でも、ここまでいくと、理解不能なレベルである。

さすがロシア…というべきなのか、高いところが苦手な私は画像を見るだけでゾッとするのだけど、ロシア人ってそんなに無茶するのか。

でも、まさか死んでもいいと思ってこんな無茶するわけじゃないだろうし、面白半分の勢いでやっちゃうのかな。

一方、日本人も何かといえば写メで何でもかんでも撮影して配信したがるよね。
ちょっと前は、コンビニのアイスケースに入ったり、飲食店で不衛生なことやってる画像をSNSに投稿して炎上ってパターンがいくつもあった。
あれは、なんだろうね…。

ちょっとお馬鹿なことやっちゃうヤンチャさを、アピールしたいのかな。

でも、ネットにある程度触れているのなら顔出しであんなことやれば、あっという間に実名から学校や会社、住所まで特定されて、社会的地位を失うというハイリスクがあると分かるだろうに、それでもやるっていう点では無謀な命がけに思える。
実は、そこまで深く考えてなかったりするんだろうか。

私などは、「ピ~ヒョロロロロ~…」っていう奇妙な音と共にじわじわ画像が表示されるような時代からネットに触れ始めたので、ネットといえばとにかく危険な場所である、というイメージがあって、今の若者たちみたいに気軽に顔と実名を晒してSNSをやるっていうのがどうしてもできない。

だから、Facebookもやってない。
(そもそも、実名顔出しじゃ言いたいことなんか一つも言えないしな!)


そして、この記事。

 この医師が検視した犠牲者のほぼ半数が噴火の写真を撮影していた。携帯電話を手に持ったまま亡くなっていた人もいた。噴火4分後の27日午前11時56分に撮影した記録が残るカメラもあった。噴火直後は自分たちが巻き込まれるとは思っていなかった可能性がある。医師は「写真を撮らず早く逃げていてくれれば」と残念がる。

まさか、写メ撮っていた人も死につながるとは思ってなかっただろうけど、それにしたって写真とって逃げ遅れたのが原因だとすれば、悔やんでも悔やみきれないよなぁ…。