Twitterでちょいちょい話題になってたアニメ、けものフレンズ。
28日までGYAOでこれまでの放送分が無料で視聴できると知って、さっき観てみました。
gyao.yahoo.co.jp
この世界のどこかにつくられた超巨大総合動物園「ジャパリパーク 」。
そこでは神秘の物質「サンドスター」の力で、動物たちが次々とヒトの姿をした「アニマルガール」へと変身――!
訪れた人々と賑やかに楽しむようになりました。
しかし、時は流れ……。
ある日、パークに困った様子の迷子の姿が。
帰路を目指すための旅路が始まるかと思いきや、アニマルガールたちも加わって、大冒険になっちゃった!?
ヒトのかばんちゃんがサバンナで出会ったサーバルちゃんと旅をして、かばんちゃんの出生の謎を求めるみたいな話です。
3DCGで、ストーリーの雰囲気からも子供向け?って思ったら、深夜アニメでした。
出会うフレンズ(人間化した動物をこう呼ぶらしい)たちがみんな良いやつで、みんなを助けたり助けられたりする旅路。
意地悪な奴はいないしみんな自由に生きてるしほわーっと見ていられるストーリーは、未来の見えない世知辛い時代に生きてる現代人にとってはなんだかユートピアに見えます。
移動に使うのは環境に配慮されたソーラーエネルギーから充電する電気バス。
そんなこんなで、かばんちゃんが何者かを知るために二人が向かったのはTSUTAYA図書館。
書物の保存状態よりデザイン性が重視され、蔵書が雨風に曝される過酷な構造はまさにそのもの。
そして、TSUTAYA図書館といえばシャレオツな館内での飲食可能が売りだったりしますので、かばんちゃんたちもカレーを作る。
そしてアイドルのライブを鑑賞。
この回では、アイドルを褒めまくって応援しているオタクは報われるという、何かと叩かれがちな昨今のアイドルを取り巻く厳しい状況へのアンチテーゼを感じる内容でした。
アイドルファンの人は、ほろっとくるものがあるかと。
最終回間近の11話はなかなかのシリアスさで、襲ってくる巨大な使徒みたいなのとたたかう羽目に…。
結構泣かせる展開でした。
擬人化って、既存のものが人間に都合よく改変されてしまうっていう危うさがあるので、その部分ではちょっと抵抗を感じないでもないし、そのことは忘れたくないなと思いながら見ました。
キャラが女ばかりなので百合的にはもちろん見どころはあるんですが、恋愛的なものが全く出てこないのも大きな特徴で、その点で個人的には非常におすすめです。
利害の一致した気の合う者同士で一緒に住もうみたいな、恋愛を介さないそんな緩さがいい。
ほのぼのした旅路も次が最終回みたいで、どうなるのかな。
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