久々の更新です。
映画やドラマ、ちょこちょこ観てはいるんですけど感想まとめるのが後回しになって気付いたら随分更新サボってました。
最近はアマプラで観られるのばかりになってるから、別のサブスクも加入したいな。
ドラマ・映画
女神の継承
アマプラ。話題の韓国・タイ合作のホラー。
タイ東北部で古くから信仰されているピー(あらゆる物に宿る精霊で良いものも悪いものもいる)と、女神バヤン(先祖のいい精霊で村を守ってくれている)を宿す巫女ニム(日本でいうイタコみたいな感じ)、昔バヤンに選ばれたのに拒否したニムの姉ノイ、そして次期後継者であるノイの娘ミンという霊媒一家の話。
主要三人の女性の役者さんがみんな演技上手くて見応えありました。
最初、ミンが田舎で都会に憧れる子にしてはちょっと垢抜けすぎて見えましたが、悪霊に取りつかれてからの演技はめちゃくちゃ体張ってて素直に「うわー頑張ってんなぁ…」って。
ニム役の女性もタイでは舞台でとても有名な方らしいです。
タイでの祈祷師とか巫女さんの豆知識がないとノイがなぜそういう行動を取ったのかがぼんやりしたままなので、見た後にでも考察記事などで調べてみるのがおすすめ。
かなり怖いという噂だったんですが、終盤はかなり派手な祈祷の儀式と霊との大バトルてんこ盛りという感じで、多くの人間巻き込んで物理的に襲うのでゾンビものっぽい感じになってました(笑
怖いは怖いですけど、思ってた怖さじゃなかったかな。
でも怖すぎてもあれなので、個人的にはいい塩梅だったかも。
考察系ホラーという感じです。
タイの湿度高めなじっとりした映像もよかったです。
なんで生理?とかなんでそんな男とヤりまくるんだ?とか別に胸出す必要ないだろとか、気になる部分は正直ありましたけど(ホラーで若い女使うとこういうのやりがち)。
シー・セッド その名を暴け
アマプラ。MeToo運動の切っ掛けにもなったワインスタイン事件を暴いたニューヨーク・タイムズの女性記者たちの取材の様子を描いた作品。
最近のこの手の作品は直接的な暴行シーンを出さずにグロさを伝えるのが上手い。
結局どんな重いテーマだろうと女が肌をさらせば性的に消費されてしまうから。
面白かったです。
スポットライト 世紀のスクープ
アマプラ。神父が立場を利用した児童への膨大な性的虐待を教会が揉み消しているのを暴いたボストングローブ記者たちの活躍を描いた映画。
シー・セッドと同じような感じで面白かったけど、2015年の作品ということもあってか記者チームの女性は若い美人が一人だけってバランスが、あー…って思った。
他はおっさん、爺さんだらけ。
ハロウィン・キラー!
アマプラのオリジナル。
現代の17歳の女子高生が偶然1987年にタイムトラベルして、殺人事件が始まる前に犯人を捕まえようとする作品。
B級ホラーな内容を上手いこと利用してるテンポのいいコメディ。
主人公の女の子に恋愛的なあれこれが一切なく、そのまま終わったのも最近はヘテロ恋愛を作品に求めてない層が多いって現れなのかな。
(タイムトラベル先の意地悪な同級生たちは猿以上に盛ってて馬鹿丸出しみたいになってたけど)
とりあえずヘテロ恋愛させとこみたいなの減って、こういう恋愛以外のことやる女性主人公もっと増えてほしい。
ボトムス ~最底で最強?な私たち~
アマプラ。面白いっちゃ面白いけど、ティーンのラブコメなのでラブにもうついていけないのもあって、みんなでわちゃわちゃしてたり主人公のふたりの非モテネタやってるとこは笑えるけど絶賛されてるほどの面白さはなかったというか…。
ブックススマートもいまいち刺さらんかったので、あちらのとにかく性欲!それっぽい雰囲気になったら速攻ヤる!みたいなラブコメのセオリーが自分には合わないのかな。
みんなすぐ嫌味言ったり意地悪だったりがデフォですぐロッカーに悪口書かれるの怖い。
サバイバルすぎる。
あと、みんなの前で男子にボコボコにされる女の子のシーンがあって、それがすごく気分悪くなったし、別に男子も報復受けるわけでもなく、なんでそんなことしてくるやつらのために立ち上がるのかよく分からなかった。
結局、ホモソーシャル支配してチヤホヤされてるマッチョ男子を守るためにボロボロになって、男に貢献したことで称賛される女って構図じゃん。
その副次的な流れでイケてる女の子とデートできるってのも、なんかうーんっていう…。
そもそもあんなマッチョな脳筋と付き合ってる勝ち組チアリーダーの子が非モテ底辺の女に惹かれてるのもちと説得力がなくて、それよりもう一人の主人公の方のイケてない同士でハプニング的にキスする流れになったカップリングのほうがなんか可愛かったかな。
イケてないLが高嶺の花と結ばれるっていう王道ラブコメをやった意義はめちゃくちゃあるけど、マッチョ社会で認められるために底辺からマッチョな女化してマッチョな男を助けることでヒーローとして称賛されるってのはどうなん?
でも確かにそういうマッチョなパワーって感じはあちらっぽいし、そういうのがすごくウケがいいんだろうな。
余談だけど、アメフト部のヒーローをやたらチヤホヤして主人公たちを目の敵にするアメフト部の男がいて、この男子はそいつを好きなゲイなのか?と思ったら別にそういうことでもなく謎の匂わせでした。
これは内容に関係ないんですけど主人公の二人は完全にレズビアンの幼馴染なんだから、ぼんやりクィアとか言わず非モテレズビアン二人の学園ラブコメってちゃんと紹介しろや!
おしゃれに見えるのか知らんけど最近あらすじとか紹介記事なんかもやたらクィアでまとめて中身が分からんみたいなの多くてイライラする。
検索でちゃんとレズビアン作品として引っ掛かるようにしろ!
長年レズビアン作品を探して見てる身からすると、こういう雑な括りにする分かりにくさとレズビアンってワードを使いたがらないの本当にムカつく。
長々と書いてしまった。
ウインド・リバー
アマプラ。クライムスリラー映画では定番の若い女性のレイプ殺人事件をめぐる話だけど、なんとも父権的な内容だった。
なんつーか、ぎりぎり大人みたいな年齢の女に手を出すような男とか、集団化して気がデカくなって制御きかなくなって男のヤバさとか、娘が殺されて復讐する父とかとにかく男男男…犠牲になるのは女。
NOPE
アマプラ。絵に描いたような不器用で寡黙な主人公の妹がチャラチャラしたレズビアンでした(笑)
この兄妹が謎のUFOみたいなのと戦うSFホラーみたいな作品。
最後そんなかっこいい感動のラストで終わるんだwっていう。
ヘテロ恋愛的なシーンが一ミリもないからとても見やすかった。
ファーゴ
アマプラ。クライム作品見たくて検索したら出てきたのでなんとなく見た1996年の作品。
妊婦の署長マージが味わい深かった。
それにしても、男らの欲望の狂言のために誘拐され暴力の犠牲になっただけのジーンはあまりに不憫では…。
アンストッパブル
アマプラ。7年前に生んだばかりの娘亡くして精神不安定な主人公が元夫に息子の親権も奪われそうな中で娘そっくりな女の子を見つけて、その子を我が子と思い込んで執着していく…って話。
がーっと飛ばし飛ばし気味に視聴。
主人公も女の子の母親も両方不気味だったし、あそこまでコケにされた元夫とより戻す方が怖かった。
クローブヒッチ・キラー
アマプラ。やばい写真やメモを所持してる父親が女性狙った猟奇殺人犯なんじゃないかって少年が疑い出して…っていうスリラー作品。
いいパパの顔してるけど実態のヤバさと、息子に向ける慈悲のなさが徹底してて面白かった。
それにしても自分の母親殺した男の息子と協力ってあまりに割り切った女の子だな。
そして相変わらずアメリカの学生たちの食うか食われるかみたいな殺伐とした空気怖いぜ…。
拷問男
アマプラ。幼い娘を誘拐され殺されたシングルファザーが復讐のために犯人を拷問にかけるオーストラリアのグロホラー映画。
なんでこんなもっさりした金持ちでもない男が美人と結婚できるんだろうっていう不思議…。
今話題の共同親権っぽい感じだけど、お互いのいがみ合いに子供を使ってて教育上かなり悪影響があるように見える。
拷問のシーンは気合入ってるけど、最後までパンツ穿かせたままで映像作品の都合上どうしようもないとはいえ、男への精神的恥辱が決定的に欠けてる点で多少グロ耐性があれば普通に拷問シーンは見れてしまう。
あと、拷問されるのがムキムキでかなりガタイいい男なんだけど、苛烈にずっとむちゃくちゃされてんのに失血やショック死するわけでもなく終始わーわー叫んで生きてるから、すごく丈夫だなってむしろ面白かった(笑
苦悶や悲鳴のレパートリーが問われて役者はなかなか大変そう。
視覚的に過激な内容ではあるけど、背景は子供への暴力を憎む気持ちを映像として表現したという感じ。
ガレージセール・ミステリー アンティーク探偵ジェニファー
アマプラ。友達と骨董品店をやってる富裕層のマダムが事件に首突っ込んで事件解決する平日のお昼時にやってそうなお手軽殺人事件ミステリー。
人気があったのか2時間シリーズからドラマ化までしたけど、結局主演の女性が娘を裏口入学させたりのスキャンダルで制作側と契約解除になったとか…。
ロンドン警視庁コリン・サットンの事件簿
アマプラ。S1とS2続けて視聴しました。
実際の事件に基づいてて、淡々と地味に捜査して凶悪犯を捕まえるショートドラマシリーズ。
好みのクライム作品で面白かったです。
警部補アーノルド チェルシー捜査ファイル
アマプラ。2話くらいで事件解決する比較的軽い感じで見れるミステリードラマ。
S1のエピソード3は女性同士のカップルの一人が殺された事件だった。
かなり年の差があって片方は元夫との間に盗み癖のあるデカい馬鹿息子もいるイタリア系で、身内でお店経営してて馬鹿息子に甘い母親っていう、こてこての設定だった。
狭い人間関係の中で殺人事件がおきるのがこのドラマの特徴っぽい。
ミステリー部分は面白いけど、主人公のおっさんと相棒の子持ち女性のヘテロな家族事情が結構入り込んでくるのが結構ダルいかな…。
ヴェラ~信念の女警部~
アマプラ。変わり者の独り身のおばちゃん警部が事件解決するイギリスのミステリーシリーズ。
かなり人気なのか11シリーズまであって、最初の方をいくつか見てみました。
結構面白かったので時間あるときちまちま見たい。
ヴォルーズ
Netflix。組織的な泥棒業やってる女たちの顛末を描いたフランス映画。
思いっきりガールパワーって感じの内容だった。
主人公と相棒がなんかめちゃくちゃイチャイチャしてる。ヘテロだけど。
後から仲間になった凄腕ドライバーの女性がやはりLだった。
(メインの三人とも誰かとくっつくロマンスみたいなのはない)
ペット死ぬシーンあるから注意(復習するけど)。
結構コメディ寄りで笑いのノリ?間?みたいなのがフランスっぽいなぁって感じだった
最後結局どうやって助かったのか全然分かんなかったけど、アクション結構頑張ってたり自然の映像とかも綺麗だった。
しかし、女の話はいつも妊娠がつきまとってくるなぁ…。
クリミナル:イギリス編
Netflix。捜査のチーム設定なんかは面白いけど肝心の事件が…。
最初の事件もなんか微妙だったが、四話しかないうち3つがこれは偏りすぎだろ。
なんかいまさらそういうことに冤罪使うの?っていう性犯罪者をぼんやり透明化するような内容だったり、犯罪者の男女の比率考えてもなんで?って感じ。
ドキュメンタリー
60デイズ・イン 刑務所潜入60日 S4
アマプラ。アメリカの刑務所の問題点を暴くために一般人からボランティアを募集して、実際に囚人に扮して刑務所で過ごすリアリティ番組。
このS4ではめちゃくちゃ囚人の女性たちにモテまくる女が登場するということで視聴(笑)
絵に描いたようにめちゃくちゃモテてました。
結局、新入りの可愛い子ちゃんと付き合う流れになり本来の目的忘れて盛り上がりすぎて、その後すったもんだな感じになってました。
しかもこの人の他にも色々終わった後に本当はレズビアンだった(長い事付き合って同棲してる彼氏いたのに)って言い出す女性が出てきたり、色々カオスな感じ。