ちょいちょい漫画購入して読んでるんですけど、感想記事を書くのをどうしてもサボりがちに…
今回、まとめて紹介します。
中村明日美子「メジロバナの咲く」1巻
- 作者: 中村明日美子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2019/09/30
- メディア: コミック
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発売を楽しみにしていた漫画。
発売日に速攻Kindleで購入。
外国の女学校が舞台。
なにやらワケアリで堅物で学内では憧れてる生徒も多い3年生のステフと、ちょっと向こう見ずで色々と平凡な2年生のルビーの話。
女学校という設定や絵柄から耽美になりがちかと思いきや、内容はわりとニヤニヤできる学園ラブコメという感じで読みやすくおすすめ。
他にもステフのルームメイトとか、ルビーに張り合う恋敵的な女の子がいたり。
まだふたりの関係は序盤って感じで、ステフが懐いているっぽいイケてる校長先生の存在も気になるところ。
BLの同級生シリーズみたいにこれもじっくり長く続いてくれると嬉しいですね。
アキリ「ヴァンピアーズ」1巻
- 作者: アキリ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2019/08/19
- メディア: Kindle版
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あるようでなかった王道的なヴァンパイア百合。
主人公・一花の亡くなった祖母と何やら関係があった吸血鬼のアリア。
その祖母の葬儀の日にふたりは出会い、一花はアリアに一目惚れ。
しかも、アリアは一花にとあるお願いをするため、気づけばふたりは同居することに。
他にも吸血鬼側のキャラクターがいたり、今後は学校生活の方にも物語が移っていきそう。
なかなか面白かったです。
高嶋ひろみ「 山田と加瀬さん」
- 作者: 高嶋ひろみ
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2019/07/25
- メディア: コミック
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加瀬さんシリーズは全部持ってて、ついに6巻目!
良い百合作品が長く続いてくれるのは嬉しいですね。
ふたりは遂に大学生になり、山田は一人暮らしに。
学校が離れて、お互いに人間関係が広がり、色々すれ違うことはありつつも、ラブコメ的な安定の面白さ。
7巻も楽しみ。
あらた伊里「とどのつまりの有頂天」1巻、2巻
- 作者: あらた伊里
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2018/09/10
- メディア: コミック
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とどのつまりの有頂天 2 (2巻) (ヤングキングコミックス)
- 作者: あらた伊里
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2019/07/10
- メディア: コミック
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ドタバタラブコメ百合漫画。
山奥の神社から都会の学校に進学したものの引っ込み思案な美古都はなかなか馴染めず、学校敷地内の神社を避難所代わりに。
他人にはクールなのに美古都だけには優しい生徒会に所属する猫崎はそれならば、と職権乱用で巫女部を作ってやるものの、部の存続のためにふたりの間には騒々しい他の生徒たちが部員として加わることに。
ラブコメと愉快な仲間たちという感じの内容。
個性的なキャラクターが多く(他のキャラたちもそれぞれ百合がある)、にぎやかで、内容ぎっしりで読み応えあり。
テンションの高さや絵柄が林家志弦の作風を彷彿とさせるかな。
中途半端なところで一区切りになっていますが、他の雑誌で一からまたリニューアルして連載されるとのこと。
日野雄飛「理想と恋」
- 作者: 日野雄飛
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/04/22
- メディア: コミック
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大人百合の短編集。
元アイドルと配達員、アパレル店員とパン屋務め、たまたま見たアマチュア劇団の1人が気になって演劇の世界に飛び込む居酒屋務めの子…。
どの話も仕事しつつ色々抱えながら生活してる女性たちに焦点が当てられていて、それを踏まえた上で女同士の関係を描いてました。
バッドエンドもないし、しっかりした内容で前向きな百合って感じで読みやすくおすすめです。
雨がっぱ少女群「麻衣の虫ぐらし」1巻、2巻
- 作者: 雨がっぱ少女群
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2017/10/27
- メディア: コミック
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- 作者: 雨がっぱ少女群
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2018/12/27
- メディア: コミック
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これは確か、以前セールか何かやってて評判も良かったので読んでみた作品。
無職の麻衣が食いつなぐために年下の友人菜々の農作業などを手伝う日常系の緩めな百合かと思いきや、しっかり百合でしかも結構内容はヘビーな部分もあったり。
舞台がちょっと田舎っぽいとこでしかも農作業なので虫ネタが色々と絡んでくる。
麻衣と菜々それぞれの抱えている問題がストーリーが進むごとにはっきり見えてきたり、大金持ちの来夏たちも登場し、しかもこっちもワケアリと知ってびっくり。
二人の関係がいざ本格的になってくると「性別の壁を超える」とか、「友情を超えた関係」とか、ちょっと言葉のチョイスに引っ掛かる部分もありましたが全体的には楽しめました。
あと、話の最初のタイトルのとこに入浴シーンとかヌード系の際どいイラストがちょいちょいあったりしてサービスシーン的なつもりなのかよく分かんないんですが(作者がそれまでエロ漫画を手掛けてたってのもあるのか)、そんなのなくても十分面白い内容だったから、かえって雑音(男性読者向けなヘテロっぽいアピールというか)に思えて勿体なかったかも。
来夏たちの特別編や未収録集も購入しました。
麻衣の虫ぐらし 来夏と美津羽の特別編【電子書籍限定版】 (バンブーコミックス)
- 作者: 雨がっぱ少女群
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2018/12/27
- メディア: Kindle版
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本編気に入った人は来夏たちの特別編は買う価値ありです。未収録は買わなくても別にいいかな。
「はなちゃんと世界のかたち」
- 作者: 植田りょうたろう
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/09/12
- メディア: コミック
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これは百合ってほどじゃないんですが、やんちゃなはなちゃんと幼馴染のうたちゃんがメインの内容。
日常に潜む少し奇妙な子供目線の冒険って感じで、猫もかわいい。
思っていたよりあっさり目な感じでしたが、結構楽しめました。