昨日はテレビで、女子サッカーのアジア大会を視聴。
私は女子スポーツは全般的に何でも好きで、結果を残している女子サッカーは特に応援しています。
(さほど詳しくはないんですが)
今大会はチームの底上げを狙うこともあってか若手中心ということで、大儀見選手などいつもの顔ぶれは減って、新顔がちらほら。
海外勢はチーム事情もあるのかな?
そういうこともあってか、連携的にはちょっと見ていてひやりとする場面が多かった気がします。
中国を相手に、結果は引き分け。
試合内容からすれば、負けなかっただけマシかなぁという印象です。
次はもうちょっと面白い試合内容を期待したいところ。
……ま、それはそれとして、その後にやったTBSの企画がマジでクソだったわけだ!
ヨルダンと台湾の試合を、美女キャプテン対決なんて紹介している。
ヨルダンといえば、イスラム教徒の女性が頭にヒジャーブという布を被る独特のスタイルがある。
以前はヒジャーブの着用がプレイ中に引っかかるなどで危険だとして認められていなかったが、選手やOGなどの積極的な働きかけでやっと国際試合での着用が認められたり、女子がスポーツをやるなんてとんでもない、という保守的な視線にさらされ、選手たちが苦労しているという番組を見たことがあった。
しかも、日本で女子サッカーの指導をしていた男性がヨルダンに監督として招かれ指揮していたので、ヨルダンチームは薄っすら知っていた。
大変な状況でサッカーに情熱を捧げているのを見て、頑張ってほしいなぁと思っていた。
そんな選手たちの試合結果を、美女キャプテン対決でまとめるって、なんだか本当に虚しいというかなんというか…。
これはモデル選考会ではなく、スポーツの大会なんだが!!
必死にサッカーやってても、美醜でしか女性選手をみれないって、なんなんだろうって思った。
しかも、その後の男子サッカーでは別にイケメン特集なんてしないわけ。
別に個人で美人な選手を応援するのは勝手だけど、必死で戦ってる選手たち相手に「美人だ美人だ!」ってテレビで大っぴらにやることじゃないだろ…。
そんなわけで、非常に不愉快な気持ちになった。
スポーツにおいて一番輝いているのは、容姿の美しさではなく必死に結果を残した選手たちの実力であることは、日本の女子サッカーの栄光を見ていて分かってるだろうに、TV局の相変わらずな女子スポーツへの報道姿勢のレベルの低さにがっかりした。
あと、未だに間抜けなキャッチフレーズを無理矢理つけて選手を紹介するの、本当やめてほしい。
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