田舎で底辺暮らし

孤独に生きながら雑多にあれこれ書いてます。

女性作家のアート作品を鑑賞してきたよ

週末はいつも遊んでもらってるMさんと美術館へ行ってきたので感想など。

東京都写真美術館「しなやかな闘い ポーランド女性作家と映像」

1つ目は恵比寿ガーデンプレイスの東京都写真美術館でやっていた「しなやかな闘い ポーランド女性作家と映像」という展覧会。
ポーランド国交樹立100周年を記念して1970年代以降の女性クリエイターたちの作品を紹介している企画。
この美術館へ来るのは初めて。広くて落ち着いた雰囲気で綺麗。
土曜日だったけど、人はそれほどいなくてかなりゆっくり見て回れました。
展示されているのは全部映像作品で、期待していたフェミニズムや社会への問題提起な色合いも強く、とにかく作品のボリュームというか質が高くて大変満足しました。
パンフレットも分かりやすく解説してあって、それもよかった。
映像の上映時間が長いものもあって、あちこちに座る場所(ビーズクッションまであった)とか小さい映画館みたいにスペースが区切られていて、見終わるまでに結構時間かかりました。
中にはちょっと奇妙なホラーのような味わいのある作品もあったりして(反対にちょっと笑える感じのもある)、来場者が少なめなので広くて暗いスペースででかい画面をじっと1人で眺めるみたいな時間もちょいちょいあって、そういうのも面白かったです。
これで一般500円は破格の値段だと思います。
10月14日までやってるので、みなさん是非。

国立西洋美術館「モダン・ウーマン―フィンランド美術を彩った女性芸術家たち」

2つ目は上野の国立西洋美術館で「モダン・ウーマン―フィンランド美術を彩った女性芸術家たち」を鑑賞。

19世紀後半から20世紀初頭のフィンランドでは、ロシアからの独立運動、そして1917年に誕生する新しい国家の形成と歩調を合わせて、社会における女性の立場や役割に大変革が起こりました。
美術界においても、19世紀半ばに設立されたフィンランドで最初の美術学校は、当時のヨーロッパではめずらしく、創立当初から男女平等の美術教育を奨励しました。
この時代の女性たちは、奨学金や留学のチャンスを掴み、国際的な環境で研鑽に励みながら、芸術家としてのキャリアを切り開くことができたのです。
モダン・ウーマン―フィンランド美術を彩った女性芸術家たち|開催中の展覧会|国立西洋美術館

こっちもフィンランドとの国交樹立100周年の企画展。
こちらは常設展の中の一部企画展みたいな感じなのかな?
常設展のチケットで入れるんですが、この日はなんでか無料でラッキーなことにタダで入れました。
華麗な常設展の作品を軽く眺めていたら、どんと登場。
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