田舎で底辺暮らし

孤独に生きながら雑多にあれこれ書いてます。

メステマッハーのパンを食べてみた

この前、フロスしていたらぽーんと取れてしまった銀歯を付けてもらいに歯医者へ。
ものの10分ほどであっさり終わり、帰りは駅ビルの中を色々と物色。
あちこちのご当地食品などを扱っているお気に入りのお店へ立ち寄ってみたら、最近存在を知ったメステマッハーのパン(ドイツの全粒粉ブレッド)が3種類ほど置いてありました。

実は去年くらいから手荒れ(というか湿疹?)が治らなくて、どうも米に原因があるような気がして食べるのをやめたら、あれだけ悩んでた手荒れがほんの数日であっという間に治ってしまいました…。
どうやら、米に含まれるでんぷんの種類で湿疹が悪化することがあるみたいです。
レトルトパックの玄米を食べていたんですが、余っていたものは近所のフードドライブへ寄付。
主食はしばらくパンにするか、ってことで色々と調べていて知ったのがメステマッハーでした。

Amazonで買おうかと思っていたのですが、値段も同じだしこりゃラッキーといくつかまとめ買いしました。
低温殺菌されているとかで未開封だと賞味期限が1年ほどあります。

見た目は小ぶりなレンガくらいの大きさなんですけど、普通のパンと違って重い!
1つ500gもあって、ずっしりみっちりしてます。

まるで草原の味

早速食べてみました。
薄く7枚にカットされていて、取り出すときは用心しないとぼろぼろ崩れます。

レビューではとにかく人を選ぶと言われていますが、齧ってみてなるほど納得。
白パンと違って、ライ麦が原料の黒パンはグルテンがなくふわふわにならないのでみっちりしたライ麦の塊という感じ。
大きな特徴が、イースト菌ではなくサワードウというもので発酵させるので独特の酸味があります。
プレーンヨーグルトのような酸味と、ライ麦の草っぽい香りが漂う不思議な食べ物です。
甘くてふわふわしたパンが好まれる日本では、まずウケないだろうという感じの風味(笑)

よく言えば健康にいい感じの味ですが、素人がそのまま食べるのはなかなかきつい。
加熱すると酸味がマイルドになるとのことだったので、軽くフライパンでトーストしてみたんですけど、食パンよりかなり火が通りにくいのと元々が黒いのでこんがり焼けているのかわかりにくい…。
これにバターを塗ってみましたが、普通の食パンほど味が引き立つ感じはなくいまいちでした。
やはり酸っぱさが気になる。
味の濃いおかずと一緒に食べたり、特にチーズと合わせるのが一般的な食べ方みたいです。

ならばと、次は溶けるチーズを多めに乗せて、レンジでしっかり加熱。
ケチャップを塗って半分に折り、サンドイッチ風にしてみました。
これが大正解!
とにかく溶けるチーズとケチャップが合う!
加熱で落ち着いた酸味とマッチしてクセになる味わい。
あと、レンチンするともそもそした食感がもっちりして食べやすくなりました。

ピザの生地的に使うのが初心者には食べやすいかもしれません。
しょっぱい食べ物と一緒だと酸味がアクセントになって美味しく感じられます。

一枚一枚は薄いですが腹持ちはかなりいいです(薄いからってつい普通のパンみたいな感覚で食べちゃうとお腹が苦しくなる)。
今は週に1,2回くらいの頻度で食べています。
開封したパンはラップでくるんで冷凍保存。

好みがかなり分かれる味だと思うので、気になってる方はまず一つだけお試しで購入してみるのがおすすめです。