読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

田舎で底辺暮らし

貧乏喪女がネットの気になる話題など、雑多にあれこれ書いてます。

 

ゴーストバスターズ観てきたよ!(ネタバレあり)

movie 映画

f:id:pokonan:20160905220057j:plain
つい先日、色々と評判のいいリブート版ゴーストバスターズを映画館で観てきました。

一言で言うと最高だった!

最初からエンドロール後まで、とにかく飽きさせない盛りだくさんの展開。

旧作のゴーストバスターズは子供の頃にテレビ放送されていたのを見たことがあるくらいで、もうほとんど内容については覚えていない状態でしたが別に問題ありませんでした。
旧作をよく知ってたら作中散りばめられてるネタとか楽しめるんだろうけど、30年も前のひどいジェンダー感覚の作品をいまさら復習のために観るのはかなりの苦行なので、その辺は観た後に気になった部分をググッて調べて事足りました。

コメディ要素たっぷりなので、客席からは終始笑い声が。
ポテチのとことか、アビーが試作品の武器で風船みたいに吹っ飛んでるとことか、思い出しても笑えるネタが沢山。
他にもAmazonやYouTubeネタでも笑わせてくれるけれど、何より随所に色々と皮肉がきいていてそれがなんとも面白い。

予告の公開時点でミソジニー駄々漏れのアンチから標的にされてしまった本作だけれど、もうそんなことは制作側は想定内で、作中でそのアンチ行為がネタにされていて最高だった。

女四人のゴーストバスターズチームに長身でムキムキだが電話対応も出来ない、会話も咬み合わないような見てくれだけが取り柄のケヴィンという男性が秘書として雇われるのだが、エリンの彼(の見た目)への執着は本当に痛々しく見てられないくらいにキモい(彼が吐き出したコーヒーを勿体無いからとそのまま飲もうとするのだ。さすがにアビーに止められる)。
旧作ではヒロインに対してすさまじいセクハラの嵐だったらしいが、本作ではこれがいかに醜い姿かをわかりやすく提示してるのだろう。

いじめられっ子の冴えないローワンという男性が科学技術を駆使して幽霊を呼び起こしゴーストバスターズに敵対するのだけれど、彼のゴーストがこのムキムキのケヴィンに乗り移り、駆けつけた軍隊や警察、NYの権力者たちをコミカルに踊らせて操るシーンがある。
この操られてる人々って分かりやすいマッチョの権化で、それをまた自分とは違う超男らしい見た目のケヴィンに乗り移って操る、それを世間に爪弾きにされている女性四人が奮闘し、しかもケヴィンを単なるお飾りとしててはなくきちんと仲間として受け入れて体はって助けるという構図は、幾重にも連なるマッチョ社会の根深さとそんな社会への皮肉った意図的メッセージがはっきりと読み取れた。

あと、エンディングでホルツマンの恩師として登場する彼女の旧作での扱いを考えたら、もうこれは完全にユーモアってレベルではない批判性を感じる。
(あまりに科学者姿がさまになっていたからか、私は「わー、なんだこのかっこいい人は」となって彼女が誰か全然気づかなかった…帰りの電車の中でググッてやっと分かった)

ツイッターのTLなどで特に評判がよかったケイト・マッキノン演じるホルツマンは、確かに超魅力的だった。
アンティークっぽい独特の拘りが感じられる服装とかアクセサリーとか、暇さえあればエリンへ無意味なちょっかいをかけたり、なによりどう見てもレズビアンという感じなのが最高だった(演じているケイト・マッキノンがレズビアンなのがまた嬉しい)。
ただ、二時間という時間では彼女の魅力を味わうにはとても足りない!というのが、私の正直な感想。
もっと彼女の変なダンスとか、恩師とのサイドストーリーとか、アビーとの経緯とか…ホルツマンだけじゃないエリンとアビーの過去とか(最後の方の二人が予想以上の百合だったから驚いた)、パティのNYへの細かい知識とか霊柩車ネタとか、もっともっと知りたいことが沢山ある。

CGも凄いし映像の迫力も十分で音楽もノリノリ、キャラはみんな魅力的だし、私が見たかったものがギュウギュウに詰まっているけれど、面白すぎる故に二時間では物足りない!という飢餓感に襲われる。
そんな映画でした。
Netflixがドラマ化してくれないかな。

GHOSTBUSTERS

GHOSTBUSTERS

ワンタン しょうゆ味 32g×12個

ワンタン しょうゆ味 32g×12個