昨日、こういう記事をちらっと読みました。
thepage.jp
なんではっきり日本社会の女性差別・蔑視が根っこにあるってことをきっちり書かないで核心をぼやかすというか、避けるような内容なのかな、って感じで、『ネトフェミが騒いでいるだけという男性』と対話しましょうとかあるんですけど、いやもうそれ壊滅的なほど会話が成り立たないことは身をもって知っているので(こういうブログやTwitterやってると向こうからばんばん寄ってくる)、いやーお花畑すぎないですかね?って思いました。
そしてこれですよ。
TwitterのTLには「ちふれ」に失望した人たちのツイートがたくさん流れてきました。
今は、批判されて慌ててツイートを消したみたいです。
いや、もう…本当何度目?って感じですけど、上層部とか広報担当はもうちょっと世の中でなにがバッシングされてるのか研修とかないのかね。
使いもしない商品ならまだしも、私はちふれの化粧品持ってるんですよ…!
値段が手頃で、商品もラメラメしすぎてない素朴な感じで、着飾ることにそこまで関心がない私でも気軽に手に取りやすいんです。
ちゃんと商品に対価払ってんのに、その客に向かってなんでこういう「脅し」をしてくるわけ?
こういうやり方、ちふれの客層が一番嫌がるやり方だと思うんだけど。
試しにリンク先にあるサイトで診断に答えてみたらこんな質問されたりして、イライラ。
それ、肌の手入れと関係ある????
完全に古臭いジェンダー規範をなぞってて、時間なくて疲れてる女性たちにこんな質問して何がしたいんだか。
そして、結果はこれ。
はあ…。
そもそも「女磨き」ってなによ?
こっちは手軽に肌の手入れやメイクがしたいってだけなのに、そんな余計な意味を勝手につけないでほしい。
そういう押し付けが疲れてる女性をさらに追い込んでるって、なんでこんな簡単なことを女向けの商品展開してて分かんないのか…。
ちふれのサイトにはこういう説明があります。
全然お客様目線じゃないし、そのお客様を「女磨き」とやらで追い詰めて脅して買わせようって、最悪の方法だと思う。
もっと単純にメイクや肌の手入れを女性が主体的にポジティブに楽しめる宣伝でいいじゃん。
会社概要にある役員一覧を見てみると、女性らしき名前はたった1人。
会社概要 | ちふれ化粧品
こういう男ばっかりで多様性がないとどうしても限界があるし偏りが出てくるんだな、って日本企業の炎上を見るたびにいつも思う。
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