田舎で底辺暮らし

貧乏喪女がネットの気になる話題など、雑多にあれこれ書いてます。

 

最近Netflixで観た作品の感想まとめ その5

リトルデビル

ネトフリのオリジナル作品。
結婚した女性の連れ子が悪魔的な力を持っていて仲良くしようとするもギクシャクして上手くいかない男が主人公のホームコメディ。
主人公の仕事仲間で友人の女性が、OITNBでいうとこのビッグ・ブー的な超ブッチなレズビアンキャラでかなり面白かった。
あと、女性が義理の子供のために献身的になるっていうのは割と普通に描かれる世の中で、そのカウンター的な要素も感じられたし、血のつながりなどではなく、日常生活でどう信頼関係を築けるかがいかに大事かっていうのが分かりやすく提示されてた。
こういうベタといえばベタなホームコメディでも時代の流れに沿ってアップデートされてると安心して楽しめる。
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オール・ユー・ニード・イズ・キル

エイリアンの襲来でドンパチやってる近未来SF。
エリートのトム・クルーズがひょんなことから戦争の前線に送られ超ヘッポコっぷりを発揮するが、死ぬ度に同じ時間と場所にタイムリープし、それを利用してスキルアップしてエイリアンを倒す方法を探るという話。
アクションも映像も凄かったし、トム・クルーズのヘタレな演技も、タフなエミリー・ブラントにあっさり何度も殺されるシーンも面白かったのに、最後の最後でなんでかヘテロ至上主義に走って一気に陳腐になった作品とでも言えばいいのかな。
この二人の実際の年齢差、20歳以上あるんですよ?
トム・クルーズ、アクション頑張ってはいるけどビジュアルはどう見たっておっさん化著しいし、全然エミリー・ブラントと釣り合ってないし、恋愛関係に説得力がなさすぎだし、20も年下の女性にその気になるとかぶっちゃけ引くだろ…。
大作映画のお決まりの男女のキスシーン入れなきゃ的流れでかなり白ける。
精々、擬似的な父子関係くらいにしとけばよかったのに。
途中までのエリートのヘタレキャラと前線で活躍する容赦ない女兵士というバディ関係がそれぞれのキャラが活きてていい感じだっただけに、本当に残念。
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オタク・レボリューション

冴えない女二人が意地悪なクインビーに下克上するコメディ映画。
ツイッターで評判良かったから見てみた。
主人公たちが募った冴えない仲間の中にレズビアンの女の子とパワフルなフェミニストの女の子がいたんだけど、主人公たちよりこの二人の友情をもちっと掘り下げてくれたらなあ、と思った。
主人公二人も悪くはないんだけど、片方の女の子に何が魅力かよくわからん彼氏(クインビーの取り巻きでクインビーの状況が悪くなると主人公の方にくっついてくる)が出来て友情に亀裂が、みたいな超陳腐な流れにかなり時間割いてて、もうそういう手垢まみれの先が見え見えな展開ってこういう作品見てる層は求めてないと思うんだよね…。
しかも、彼氏できて友達蔑ろにした方が復讐に燃える方に偽善的な説教するってのも、そういうのいらないから、っていう。
もっと女性同士のエンパワーメントに力入れてくれればよかったのに。
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ワンデイ -家族のうた-

待ちに待ったシーズン2!
移民系で女三世代家族のホームコメディ。
このドラマはとにかくフェミニズム色がかなり強くて、でもコメディとして笑えるので最高。
主人公の娘エレナがレズビアンでフェミニストで友達が全然いないという、本当にいいキャラなんですが今シーズンもめちゃめちゃ面白かった!
面白すぎて一話30分があっという間に終わってしまう悲しさ…。
シーズン1はエレナのセクシュアリティの自認とカミングアウトに焦点が絞られていたけれど、シーズン2はついに恋愛模様が。
これも、ロマンチックすぎないというか数少ない機会を逃してたまるか!って感じのあるあるでかなり笑えます。
エレナや相手の子の美化されすぎてない普通っぽい感じとかも、高校生のレズビアン像として好感持てる。
最後の方は大きな波乱が待ってますが、そこでも人生において女の自己決定権を前面に打ち出していてとても良かったです。
はー、シーズン3が待ち遠しい。
とにかく面白いのでみんなに見て欲しい。
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アメリカン・ホラー・ストーリー: 怪奇劇場

これはシリーズの4作目。結構前に途中まで止まってしまっていたので、やっと視聴完了。
フリーク・ショーの仲間たちが殺人鬼野郎にどんどん殺されるけれど、最後の最後はカタルシスを得られる流れにはなっていて一安心。
このあたりはどのシリーズも毎回上手いなぁ、と。

イカロス

ロシアの国家ぐるみのドーピングスキャンダルを暴くドキュメンタリー。
最初は自転車競技を楽しむだけだった男性が、ひょんなことから自らの肉体をドーピングの実験台にして、大会のドーピング検査をすり抜けられるか挑戦するところから始まる。
実験に協力してくれるドーピング関係者を募り、そこからの紹介でロシアの反ドーピング機関所長の男性ロドチェンコフと知り合い、ロシアでは国家の指示でこの検査機関がロシア選手の尿の入れ替えを行い、ドーピング検査をすり抜けていたという事実を告発。
ロドチェンコフはロシアにいては命が危ないということでアメリカへ亡命。
ロシアではそれまで低迷し続けていた政権支持率が自国開催のソチ五輪と大量のメダル獲得で支持率が急増。
その後ウクライナ侵攻って流れがあり、スポーツが完全に政治戦略の道具になっていて、オリンピックがある日本でも似たような流れは起きるだろうな、と思った。
見応えあるので、おすすめ。
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氷点下で生きること

アラスカの大自然の中で生きる人たちを追ったドキュメンタリー。
普通のドキュメンタリーかと思って見てみたら、謎にホラーテイストなBGMが使われていたりしてそれがかえって笑えるという不思議な作り。
中でも、一人暮らしの中年女性スーが目立っていて、一人でなんでもこなすかなりタフな女性なのだが、キツネと仲良しだったり時々被っている帽子がどれもかなりファンシーで可愛い。
その場で動物捌いたり、結構グロいシーンも多かった。
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ファイアチェイサー: 森林災害最前線:

カルフォルニア州の森林火災に立ち向かう消防士たちのドキュメンタリー。
女性刑務所では受刑者たちが出所後に消防士になれる訓練を受けるプログラムがあるらしく、つらい訓練ながらも仲間たちとの絆を深めていた。

ラスト・チャンス

犯罪などでトラブル起こして大学辞めたりした問題児を集めた短大のアメフトチームのドキュメンタリー。
このチームで目立った活躍をすれば有名大学からのスカウトマンに声かけてもらえてプロへの道につながる。
しかし、授業に鉛筆やノートも持ってこないレベルのひどさで、短大を卒業できるのか危うい生徒ばかり。
それぞれに色々と問題を抱えてたりするんだけど、ぶっちゃけ運動できると素行がかなりヤバくてもここまで手取り足取り面倒見てもらえるのか…ってびっくりする部分が多い。

AAUバスケの世界

近年のアマチュア運動連合(AAU)がバスケ界にどういう影響を及ぼしているのかを追ったドキュメンタリー。
AAUが主催する大会を高校の試合より優先し、連戦で肉体を酷使する未成年の選手たち。
裏にはスポーツシューズメーカ(ナイキとかアディダスとか)同士の熾烈な商業主義競争があり、この過酷な環境についていけないとプロへの道が厳しいという現状を掘り下げている。

バレエボーイズ

ノルウェーでバレエに取り組む三人の少年の成長ストーリーみたいなドキュメンタリー。

ヘロイン×ヒロイン

40分くらいで短め。
ウェストバージニア州でドラッグ問題に取り組む三人の女性(消防署長・裁判所判事・教会の伝道師)を追ったドキュメンタリー。
この地域はブルーカラーの人が多くて怪我の治療で使う薬を切っ掛けに、薬物へどんどん依存していくらしく、ドラッグ問題がかなり深刻。
あと、教会の女性が道に立ってる娼婦の人に食べ物配ったりしながら声掛け活動してて、「警察官が客のふりして女捕まえるなら、娼婦のふりして客も捕まえろ。買うやつがいるから娼婦がいる」って憤っていた。もっとも。
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