渋谷とか世田谷とか自治体が同性同士のカップルのサポートをやりはじめたり、企業でもカップル扱いが受けられたり、日本における同性愛者の人権もなんとなく世界の流れに乗っていっているのかなぁ、という感じはあるものの、一方でこういう発言も日常茶飯事である。
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「差別的意識でなく、同性愛を認めれば少子化が進み、国も地方も成り立たなくなるという趣旨だった」
毎回毎回、思うんだけど世の中に少子化にそれほど影響する数の同性愛者がいるなら、私が孤独なはずないだろ…。
どんだけ影響力あるんだよ。
圧倒的多数のヘテロカップルが子供欲しくても躊躇うような社会を作ってきた政治の怠慢を、微々たる数の同性愛者に責任転嫁すんなよ。
ほんで、もし少子化になるんだとして、強制的に異性と番わせて人権無視して産めよ増やせよしていいわけじゃない。
大体、そんなに少子化を憂いてるなら、同性愛者でも子供欲しい人なんていくらでもいるんだし、手軽に精子バンク使えて家庭環境に関わらず支援手厚くするのが政治の仕事だろ、って思う。
少子化を原因に同性愛者を異常呼ばわりするなら、子供いない総理夫婦はどうなるんだっつーの。
日本の少子化傾向は1970年代後半には決定的になっていて潤沢な財源を使って少子化対策をするべき立場にずっといた自民党の議員が、今頃になって少子化なのに同性婚が〜とか言っているのを見ると、いい加減しろと思うのと同時に、こういうのを許してきた結果として今の末期的な日本があるのだなと。
— kazukazu88 (@kazukazu881) 2015, 12月 10
辞めたのも、差別発言への謝罪の意味ではなくて、所属してる自民党に迷惑かけるから、ってことみたい。
ミスしてもきちんとした謝罪もなく、他人にコメントさせて隠れてればそれで済む政治家さんってのは良いお仕事ですなぁ。
昨日もツイッターでは、名前も顔も出してる弁護士が相変わらず同性愛は性的倒錯だとかなとか言ってるツイをみて、ほとほと疲れてしまった。
政治家による「同性愛は異常」発言、私はもう大人なのでそれに耐えうる強さを持っているけれど、今まさに自分のセクシュアリティを自覚して「ひょっとして自分は《異常》なんじゃないか」と悩んでいる子供たちへの、大人の偉い人がそういう言葉を発するダメージを、少しは想像できないのか。怒。
— 田亀源五郎 (@tagagen) 2015, 12月 10
強さ、あるかなぁ…。
私にあるのは「またか…」っていう諦めって感じ。
もう大人だけど、私はこの手の差別に遭遇するたび、やっぱり物凄く不愉快だし傷つく。
怒ってちゃんと抗議したいとは思うけど、それには多大なパワーがいるので、心身が弱るとそういうことも難しい。
なので、ちゃんと怒ってくれて抗議してくれる人がいることに助けられる。
生きてる間、ずーっとずーっとこういうことの繰り返しなのかな、と思うとすごくうんざりして、この社会を一括して変換できるような圧倒的なステータスが手にはいらないかなぁ、と現実逃避したりする。
とりあえず、お金持ちになってこういうクソ発言にも負けない強い自尊心を得たいのでBIGを買いました。
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