NHKで昨晩放送された「精霊の守り人」を見ました。
www.nhk.or.jp
不安7割、期待3割って感じで視聴したのですが、ある意味予想通りのチープさが目立つ出来栄えでしたね…。
精霊の守り人は小説もちらっと読んで、なによりアニメ版をリアルタイムで見ていたので、どうしてもそれと比べてしまって余計にがっかりでした。
冒頭からバルサが嫌味ばっかり言って食べ物を手づかみでガツガツ下品に食べたり、単なる岩場の風呂場でバルサと二の妃が入浴という安直なお色気シーンがでてきてびっくり!
(アニメ版でも風呂場のシーンはあったけれど、バルサは素肌ではなく羽織ものをしていて、豪華絢爛で広大な浴槽から国を見下ろして帝の生活がどれだけ庶民とかけ離れているかを実感するというシーンだった)
あと、二の妃とおっさん聖導士が昼ドラみたいな不倫めいたシーンやっててポカーンとなったり。
脚本のせいで余計に安っぽくなってしまって、1話でこの出来では今後どうなるのやら…。
実写版は帝の住処がどこも異様に狭く、帝が降臨する祭りの規模がその辺の村祭りレベル。
バルサを含めた下々の者達の顔が異様に泥に汚されていて、衣装やCGも違和感が目立つ。
もう少し頑張れなかったのか…。
あと、アニメ版見てたひとは藤原竜也の風貌をみて、彼がシュガだと思ったんじゃないでしょうか。そっくりですよね。
しかも、そのシュガは今風の男子大学生みたいなヘアスタイルのペラい男性。
上記リンクは公式サイトの登場人物の紹介ページなのですが、写真がかなりひどい。
しかし、これがまさにドラマのクオリティそのものって感じではあります。
ドラマの最後の方はバルサの格闘シーンでしたが、そこだけはなんとか頑張ってた印象でした。
効果音がシャキーン!の連続で興ざめはしましたけど。
というか、これくらいの見せ場がないと見るとこないぞ…。
バルサにはもうちょっと筋肉質な中年女性を起用してほしかったと思っていたのですが、格闘シーン見た感じではなんとかこなしそう。
それより、次回登場するタンダの東出氏のほうが不安が大きいですね(花燃ゆを見ていたので演技がかなり下手なのは知っている…)。
これは特撮モノと割りきって、色々ツッコミながら見るような作品かもです(´ω`)
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