田舎で底辺暮らし

孤独に生きながら雑多にあれこれ書いてます。

Hulu「コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語」S4~S8の感想

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久しぶりにHuluに再加入して、最近一気観したのが「コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語」です。
2012年から今も続いてる1960年代の貧困街で奮闘する助産師たちの姿を描いたBBCの人気ドラマ。
Huluだけでなくアマプラでも配信中です。
結構前にシーズン3まで視聴して、最近シーズン8までどっと配信されてると知って楽しみにしてました。

今回の収穫は、メインキャラにレズビアンのナースがいたこと。
パッツィーというナースで、シーズン3から6まで登場してます(S2でも少しだけ出てる)。
他の病院のナースと付き合ってて、途中色々あって相手の恋人はフェードアウトするかと思ったんですが、なんとパッツィーが下宿している修道院(看護師や助産師資格を持つシスターたちがいて一緒に働いている)に一緒に下宿することになり、一緒に働くという展開にまでなります。
一緒に住むからきっとみんなに関係がバレて一波乱でもあるかと思いきや、気のいいおばちゃんナースが察してバレるにはバレるんですけどそっと見守る感じで特に問題はなく進みました。
結局、二人の関係において厳しい状況があったりもするんですけどそれは同性愛者だからという感じでもなく、最終的には二人一緒にハッピーな感じでフェードアウトするのでホッとしました。
その後も二人の関係が続いてるのをお知らせするちょっとした演出があってほっこり。

実はレズビアンだけでなくゲイというか男性バイ?のエピソードが二つほどがあったんですけど、こっちはちょっと微妙だったんですよね。
ヘテロ結婚して妻は妊娠してるのに我慢できずに男と関係持とうとして警察にバレて(当時は同性愛関係が犯罪だったようで)、色々と波乱がありつつ生まれた赤子の生命の輝きで全てを力ずくで解決(同性を求める自分は絶ち、既婚子持ちヘテロとして生きる!みたいな)みたいな…
あとは妊婦の父親の話もあったけど、それも不倫みたいな感じで男性同性愛関係を強引に妊婦のストーリーにメインとして絡めるにはどちらも悪手だなぁ、って印象でした。

ま、それはともかく、全体としてはフェミニズム要素がしっかりしてて、色んな社会問題もうまく取り入れた女性主体のドラマでさくさく見られるのでとても満足でした。


続きのシリーズも早く見たいですね。