田舎で底辺暮らし

孤独に生きながら雑多にあれこれ書いてます。

 

大奥で暮らす女性たちと猫の日常「猫奥」の紹介と感想

猫を飼って我が子のように可愛がっていた大奥の女性たちの日常をコメディタッチに描いた漫画作品。
ユニークな女性たちと愛らしい猫のやりとりが面白く、先日3巻が発売されたのですぐにKindleで購入しました。

登場キャラ

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滝山
大奥の御殿女中(御年寄)のひとり。主人公。
猫が大好きなのに生真面目な性格が裏目に出て猫を貰い受けることが出来ず、お硬い態度(と怖い顔)が相まっていつの間にか周囲から大の猫嫌いで冷たい人物と勘違いされてしまう。
立場の割に地味な装いを好む。
大奥にいる猫の中では吉野ちゃんがお気に入り。
背が高い。


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吉野
姉小路の飼い猫。
滝山の部屋によく出没する。
ふてぶてしく気まぐれな態度で滝山を振り回す。
いたずら者で喧嘩っ早い。
滝山にはすぐ噛み付く。


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姉小路
吉野の飼い主で大奥の上臈御年寄(御年寄のさらに上の最上位)。
滝山の上司。
吉野はつきあいで貰った。手のかかる吉野と苦楽を共にすることで猫好きに。
酔っ払ってるシーンが多い。


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美登
姉小路の部屋で吉野のお世話係をしている幼い女の子。
ひょんなことから滝山が自分の素性を隠すために慌てて考えた下働きの女子「多喜」と文通している。
滝山を恐れてはいるが、もしかして猫好きなのでは?と疑念を持つ。


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こはる
花町の飼い猫。
可愛らしい三毛猫で人懐っこい。
花町に溺愛されている。


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花町
こはるの飼い主。
滝山とは大奥に来たばかりの頃からのくされ縁で同じく御年寄。
滝山のことを猫嫌いとしてからかったり、猫自慢を披露してムカつかせる。
派手好きでちゃっかりした性格なので、滝山とは猫の好みも含めて反りが合わない。


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照代
2巻から登場した御次役で踊りの名手。
若秀姿の男装で御狂言(歌舞伎)を披露し、女性たちの熱い視線を集めた。
屈託のない性格で、滝山が猫好きであると知る大奥で唯一の人物。
滝山とは猫談義で盛り上がる。


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滝山の部屋子の二人
滝山の身の回りのお世話をする娘たちで、出番は多いけど名前は出てこない。
猫嫌い(と思い込んでいる)の滝山に色々と気を遣う。
厳しい滝山の指導にビビってはいるけれど、滝山の気前の良さは認めている。


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千代丸
側室の飼い猫で京のやんごとなき生まれだとか。
吉野と鉢合うとすぐに乱闘騒ぎになるので滝山の悩みの種。

大まかな登場キャラはこんな感じです。

感想

まず、男女の恋愛話が介入しない女性たちのみの日常ってのがとても良い!
フィクションでありがちな女性同士のギスギスみたいなのがないし、滝山たち3,40代の女性たちがメインで年配者や若い子も出てきたり、色んな女達の人間関係が見てて楽しいです。
男性が全く出てこないわけではないですが(今のところしっかり登場してるのは滝山の弟くらい。飼ってる猫に好かれてない)、恋愛色は全然ないです。
猫も上記以外に吉野の生みの親の梅ちゃんとか、有姫に飼われてる狆のテルとか、滝山の弟の勤め先にいる七面鳥とか沢山登場するので動物好きな方にも勿論おすすめ。

百合的にははっきりしたのはないんですけど、照代の男装姿にみんながキャー!ってなってるところが宝塚っぽくて一番分かりやすいかな(いつものあらぬ誤解から花町が滝山に「照代をいじめるな!」と怒ったりw実際は猫談義してただけなんだけど)。
あとは、滝山と美登のほのぼのした文通とか、花町とのくされ縁関係が故の遠慮のないやりとりとか。
滝山はきっちりしてるので指導も厳し目ですが(というか主に怖い顔が要因)、自分の部屋子には気前よく小遣いをあげて遊びに送り出してやったり、そういうのも微笑ましいシーンです。

大奥での色んな仕来りや役職なんかも豆知識として学べて面白いですし、4巻も楽しみです。